一番近くて遠い場所【JM】２ (ページ23)

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「オンマ、ただいま
今日いたんだ」

母「有給もらったのよ～
友達の娘がおめでただって言うからさ」

「へぇ、どっち？」

母「男の子だって」

「みたいな」

母「可愛かったわよ～
はぁ、Aにも早く産んでほしいわ」

「早い、まだ高2だよ」

母「彼氏とかいないわけ？」

「いないわ」

母「えぇ～ジミナ君は？」

「あいつ彼女いるよ」

母「え！？」

「え、なに」

大声をあげるオンマをじっと睨む

母「あんた達、両想いだと思ってたのに」

「は？」

母「ジミン君の事、好きじゃないの？」

「まぁ、好きだったよ多分
でも諦めたよ」

母「そっか～
とか言いつつ、まだ引きずってるわね？」

「そりゃね」

オンマにはすべてバレバレですか

母「まぁ、そーゆーのは忘れようとすればするほど気にしちゃうものよ？
今は好きって気持ちに浸って新しい恋を見つけるのもありなんじゃない？」

「そっか…」

母「今日何食べたい？好物作ってあげる」

「じゃあオムライス」

母「はーい、あ、そういえば部活は？」

「急遽無くなった」

母「そう？じゃあ、映画でも見る？」

「見るか」

久々にオンマとのんびりして気分転換できた

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