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ダイニングテーブルに突っ伏したAがいる
久しぶりに見たな
顔を覗けばぐっすり寝ていて
目の下には隈もあるし、痩せている気がする
集中すると飯抜く癖あるからな
A「ん…」
Aがん…と声を漏らしながら何かをクシャっと握る
それを見ると、歌詞だ
そう言えば日本の恋愛ドラマの主題歌書くって言ってたっけ
内容は日本語で書いてあって読めない
でもこいつが書く恋愛系の歌詞を見て見たくなった
恋愛ソングはよくこいつも書くけど
こう、日本語で見ることは無いから
俺はそれを写真に撮ると
なんとか解読しようと色々調べた
疲れてるくせに、調べ終わらないと寝れない
「ふぅ…」
必死にメモしながら読んでみる
今思えば中学からいるのに、俺は全然日本語を読めない
Aに教えてもらうか…
仕事にも役立ちそうだし
�爐△覆燭鵬颪い燭�
今は遠くにいるけど…
必ず迎えに行くから
幼い頃交した約束
必ず果たすから
どうか待っていて
僕は一生をかけてあなたを愛すと誓ったから��
Aは恋愛に興味無さそうなのに
こんな歌詞が書けるんだな、相変わらず
そう思う相手でもいんのか…
Aには一生をかけて愛する人がいんのか…
そう考えると、何故か嫌な気持ちになった
「はぁ」
Aの頬を人差し指でぐりぐりして
俺の部屋から持ってきたブランケットをかけた
でもなんでAはここで作業してたんだ？
俺に会うため…とか？
自惚れすぎか、んなわけねぇだろ
俺も早く寝ねぇと、明日も早い
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作者名：BINA
| 作成日時：2022年7月12日 19時
