あなた、私 (ページ1)

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過去の悲しみページ1

過去の話

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私はA。

アイドルで、Love-Aというグループの末っ子！

彼氏はアイドルのRenolaってグループのリーダーで♪

「ヒョク～、お腹すいた！」

ヒョク「そうか？どこ行きたい？」

「マクドナルド行きたい～♪」

ヒョク「よし、行こう！」

「やったね！(*^^*)ヒョクだいすきーっ」

ヒョク「俺もだいすき」

バイクでいつものようにデートに行く

バイクで行くのが間違いだった

ヒョク「ちゃんとつかまっててね」

「…？うんっ」

ヒョク「愛してるって言って」

「うん？愛してるよーーっ！！」

ヒョク「ヘルメットかぶって」

「っ？かぶったよー」

ヒョク「幸せにな、愛してる…」

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:おはようございます。NEWSの時間です

:今朝発見された若い男女2人が道路で横たわっていました

:女性は助かり男性は死亡しました

:次です。ーーーーーーー。

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「ん…」

お母さん「A！？大丈夫なの！？」

「え…？ヒョクは？」

お母さん「……」

「ねえ、なんで病院にいるの？ヒョクは！？」

お父さん「本当は言いたくない…亡くなったんだ…」

「嘘、嘘なんてつかないでよ！！いるんでしょ！？ヒョク！？」

「ヒョクー？ハンバーガー頼んだ？」

お母さん「…ヒョクは、あなたの心の中よ」

お父さん「そう、見守ってくれてるから」

「嘘…。嘘…！嘘だと言ってよ…ひっ…く」

ヒョク「A…俺はずっと見てる。だから心配すんなよ？ずっと愛してる」

そう、上から聞こえてきた

「え…？ヒョク？どこにいるの？」

シンとした部屋にポツンと私ひとり。

お母さんに話をきいた

バイクのブレーキがきかなかったらしい

そして、私は6日間寝ていたまま、と。