184話 ページ5
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「Mr.2!!?」
「アイツがMr.2!?」
ビビは座り込み手で口元を抑える。
「噂には聞いてたのに…Mr.2は大柄のオカマで、オカマ口調、白鳥コートを愛用してて背中には ″おかま道″ と…」
『(…ほぼあの人じゃん)』
「「「気づけよ」」」
Aは震えるビビを横目に、彼女に何があったのか予想をしていた。
『…(成りすまし…かな?辛いだろうな…)』
「っ…!」
『自分を責めないで。』
「えっ…?」
『責めすぎると本当の自分を見失うよ。』
「でもっ…!」
『ポジティブに考えよ!出会ったのは損じゃない。寧ろ幸運かもよ?にしししっ!』
「!……えぇ、そうね…ありがとう。Aちゃん」
『にししっ!いえいえ。』
「(笑った顔、本当にそっくりね…)」
ビビに笑いかけるAの顔はルフィに瓜二つだった。
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4日後……
マネマネの能力で仲間を見間違い無いように、左手に✕を描き、包帯で隠す。
Aは断ったが、皆に水くさいと言われ強制に描かされた。そして、皆が円になり前に左腕を出す。
「よし!とにかく これから何が起こっても、左腕のこれが__ ″仲間の印″ だ」
『ふふふっ…仲間…か』
「……じゃあ上陸するぞ!!!飯屋へ!!! あとアラバスタ」
「「「ついでかよ!!」」」
こうして一同はアラバスタに上陸した。
一方、同時刻では世界が驚きに包まれていた。
「900億ベリー!!?」
「なんて大金だ…!」
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「ホー…ヘスティア・D・Aってんだ…ガープの孫じゃねェんだなァ?」
「っ!(あの子が…)」
髪はオールバックで顔に横線の傷がある人物は獲物を狩る獣の目で見つめ
もう1人の女性は驚いていた。
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「…」
「しっかりせんか。ガープ。」
「…」
「…はぁ」
海軍本部の元帥は、中将ガープを宥めていた。
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「おい!!ロー!!!ぐわっ!…っう…こ、これ!!見てくれ!!!」
「なんだよコラさん……っ!?Aっ!!?」
「よがっだぁぁぁ…A元気しでるがなぁ!?」
とある船で、ドジりながらも喜び、泣き叫ぶ大男2人…
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「ハァ…たく…Aよォ…俺のそばを離れるなって言ったのによ……まだ、お礼も……くそっ…!何処にいるんだよ…!Aッ…!!」
Aの手配書をくしゃり握りしめ彼女が残した刀を背に、今……アラバスタに上陸しようとしていた。
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レン - スゲー面白かった (2019年8月2日 13時) (レス) id: 8d0f800742 (このIDを非表示/違反報告)
きまぐれ(プロフ) - サクラさん» ご愛読ありがとうございます!精一杯頑張ります!!!(*^-^*) (2019年5月5日 20時) (レス) id: ed2b51859e (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2019年5月5日 14時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きまぐれ | 作成日時:2019年5月2日 20時