ユンギさんの飼育方法２

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あれから季節がひとつ通り過ぎた…



もちろん



Aとは会ってない









今頃どうしているだろうか…








と、…悩む必要はない








なぜなら…








TH「ねぇねぇ今月の雑誌見た？」


JK「もちろんです」


JM「凄いよね〜、もう表紙飾るなんてさ」









てな具合いで


イヤでもAの近況が耳に入る


あいつがいなくなったのを知って


色々と心配だったが







モデルとして仕事は続けているみたいで


そこそこ活躍もしているらしい









【あら、難しい顔しちゃって(笑)】


「あ？」


【ユンギが心配しなくても、あの子は大丈夫よ】


「…あっそ」








俺なんかがいなくても


あいつは、もう


十分一人で生きていける









【寂しい？】


「は？」


【…たく、もぉう！何年、ユンギに片想いしてると思ってんのよ！】


「……。」


【じゃっじゃーん！ここで朗報です。…今度、ファッションブランドのパーティーがあるの。一緒に行く？】


「は？…なんで、」


【あの子も来るわよ？もちろん、モデルとしてね♪】


「……。」


【どうする？】


「…どうするって、……」


【会いたくないの？】


「べ、別に…」


【あら、じゃー行かないの？】


「……っ」









「……、…行く」

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