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ーーー 現在、帝光中校庭に敷かれたブルーシートの上より中継します。粟屋です。


午前の部は無事に終わり、こっ子と久しぶりの昼食で舞い上がる私に、グイグイと黄瀬くんとの質問を聞いてくるこっ子。







「 ... え、付き合ってなかったの?」


『 う、うん。 』








__ パクッ。


お弁当の箱から唐揚げを一つ箸でつまみ、口に放る。
じんわりと滲み出る油に、「うう...」と顔を顰めた。








「 へ〜〜、資料室で抱き合ってたのはマジ?」


『 ...マジです』


「 よく一緒に帰ってるってのもマジ?」


『 ......マジです、』




「 ...うん、あのさ、ホントに付き合ってないの?」







... 何度、何人に聞かれただろう。


「 付き合ってないよ。」といえば、「嘘おっしゃい」と頬をニギニギ 摘まれる。

ーーー 何度も言うように、 私と黄瀬くんは、両想いでも何でもないのだ。... せっかく改めてお友達として仲良くなったんだから、この関係をぶち壊すわけにもいかない。



それをこっ子に伝えれば、ハァッと溜息をついて。








「 告っちゃっえばいいのに。」


『 す、好きなんて一言も言ってないよ?!』


「 だって、頭こっつんこしたんでしょ?
アイツが灰崎並みに女遊び激しい奴じゃないなら、 今日のハグだって完全にアンタのこと...」







__ 「 あぁ、言わない方がいいか」
こっ子は“ゴホン”と軽く咳払いをして、言葉を切った。








『 ... いいのかな、本当に』


「 いいのって、何が?」


『 私が黄瀬くんにこんな感情抱いてしまっても...』


「 黄瀬は神様か!!...ダイジョーブだよ、逆に黄瀬がアンタに対してそう思うべきだから」






ううん、本当は違う。


こんなことを悩んでるんじゃなくって...。
振られてこの関係がなくなっちゃうのが、怖い。

男の子に対してあんなにドキドキしたのも、頭の中が彼で一杯になるのも、全部私が彼に“恋をしている”ということで、間違いはないのだろう。


ーーー でも、さ。







『 前に 黄瀬くんが抱き締めてくれたことがあったんだけど、その時は「好きな以外にはこんな事しない」って言ってたんだよね、...でも私は、』



「 ... そこは、アンタの葛藤でしょ」



『 え?』



「 最後まで聞かなくても分かるよ。
黄瀬があんたに対してする行動が、ホンモノかどうか怖いんでしょ。 」

謝罪。飛ばしていただいても大丈夫です→←054



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りっちー(プロフ) - 続き気になります!更新待っています! (6月3日 19時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - 面白かったです!更新お待ちしてます!(^ω^) (4月18日 23時) (レス) id: 9891d1bd62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - 八色キセキも書いて欲しいです リクの事後はボードに書いてます (4月12日 6時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 面白いです!更新待ってます! (4月5日 23時) (レス) id: cfd7f1c76f (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - やっぱり面白いです!更新楽しみにしてるねー! (3月28日 23時) (レス) id: 3f277907ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あすから。 | 作成日時:2018年3月14日 0時

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