31FIRST KISS ページ31
夢｢ヒクッ……ダメじゃ……
ダメじゃない…です……
ヒクッ…うっ…うっうえーん!!!!!!!!!｣
いつも笑っていたAは
子供みたいに大きな声で泣いた。
ずっと我慢していたんだ。
この世界に来て、記憶も無くなって
自分が誰だかわかんなくて、
ずっと一人で、誰にも頼らないで
1人で頑張ろうとしていて
俺に心配かけないように、
みんなに迷惑かけないように
頑張って笑って、
こんなに泣いたのを見たのは
あの駅で別れた時だろう
あれ以上に今は泣いてると思うが…
そして今の俺はAの背中を
さすることしか出来ない
しばらくして泣き止んだ。
Aは｢もう…大丈夫です｣といい、
俺からはなれた。
そして俺はAの頭を撫でて
北斗｢話してくれて、ありがとう｣
というと、
夢｢これ以上泣かせるようなこと
言わないでくださいよ｣
と、照れくさそうに言っていた。
そして、Aは
夢｢北斗さん…ありがとう…｣
と、泣いたあとの顔で
少し顔を赤らめながら
そして、何も偽りのない顔で
心から、幸せそうに
大人っぽいがどこか幼げで
子供みたいに
俺に向かって笑った
その表情は
とてつもなく愛らしく、Aそのものの笑で
今までの中で1番輝いていた
そして俺はいつの間にか無意識で
・
・
・
Aの唇にキスをしていた。
きっと3秒くらいだったのだろう
しかし、その3秒は俺にはとても短く感じた
唇からはなして、Aの顔を見ると
何が起きたのかわからない顔をして
自分の唇を抑えていた
そしてみるみる顔が赤いリンゴのようになり
夢｢え………え？…｣
と、とても困惑していた。
北斗｢いっいや、悪い…無意識だったんだ…
いや、無意識というのは
別に意味が無い訳ではなく………
そっその…なんだ｣
夢｢あっ謝らないでください！全然気にしてないです！
え？あ！気にしてないって言うのは！
別に…ええっと……｣
2人とも同じようなことを言っている。
そして、それがとても面白おかしく
最終的に2人で笑った。
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蒼穹(プロフ) - ドーナツさん» コメントありがとうございます！そんな…もう勿体ない言葉をありがとうございます…！少しでも北斗さん推しの方を癒せるような小説にしたいので、そう言って貰えて嬉しいです！！！これからも頑張ります！！ (2018年5月14日 22時) (
レス) id: eb735c49c8 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 最高！最高すぎます…！北斗推しにはたまりません…！前からずっと読ませて頂いてます！これからも頑張って下さい！ (2018年5月14日 22時) (レス) id: d36425fd5b (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹(プロフ) - ほたるさん» 前の作品も読んでいらしたんですか！？あああああ！ありがとうございます！この作品も引き続き読んでいただき、とても嬉しいです！！はい！！これからも赤面して頂けるように頑張ります！！！！ (2018年4月12日 22時) (レス) id: eb735c49c8 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 前の作品も読んでました！続編が出てすごく嬉しいです！！！恥ずかしながら赤面しまくってます。これからも頑張ってください！！ (2018年4月12日 21時) (レス) id: 55e72a0bed (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹(プロフ) - キャンドルさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えてとても嬉しいです。毎日の癒しとは…!!!!!あああ少し恥ずかしいです。これからも頑張ります！ (2018年4月4日 12時) (レス) id: eb735c49c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼穹 | 作成日時：2018年3月22日 1時
