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片付けもそこそこに、お昼前だということで一回休憩を入れることにした。
「簡単なものでごめんね。あ、食べれないものとかある？アレルギーとか？」
剛「おっ焼きそば好き〜。苦手なものないよ、ありがとう。いただきます。」
しゃんと背を伸ばして手を合わせる姿になんだか見入ってしまった。
両親共働きだったし、それなりに家事はできると思うけど人に出す料理となるとちょっと頑張らないとな。
食後にコーヒーでも、と思いキッチンに向かう。瓶を開けるとお父さんの好きなコーヒーの香りが鼻をくすぐる。
剛「ドリップするんだ、Aん家は。」
食器をシンクに置いて私の肩越しにドリップ中のコーヒーを見つめる剛くん。
…近いな。よく見るとまつ毛長い…肌も綺麗だなあー…。
剛「…ん？」
ぱちっと目があってしまって、なんだか咄嗟に逸らしてしまった。
「お母さんが、好きだったんだ。豆から挽くんだよ。お父さんもそのコーヒー飲むの好きだったなあ。」
剛くんは何か言いたそうな顔をしながら、ぽんぽんと私の頭を撫でてから食器を洗い出した。
「置いといてくれればやるのに。」
剛「俺、ご飯作れないから。これくらいはさせて〜。」
それから大半のものは片付けた。
書斎だけはほとんどそのまま。剛くんも目を輝かせていたこともあったし、私もこの部屋は好きだったから。
「粗大ゴミの回収しばらく先になりそう。剛くんひとまずは私の部屋使って？私ソファーでいいから。」
剛「あ、へーきへーき。そろそろ友達来るから、軽トラで。荷物も引き取ってくれるって！」
ともだち…？
ちょうど剛くんのスマホが鳴って、エントランス前には軽トラが一台停まっていた。
剛「あ、ちょうど真上。見える？おーい孝之〜！あれ、旬もいるの？」
…なんか聞いたことある名前なんですけど……友達ってそーゆーこと…？
「ねえもしかして友達って…？」
剛「二人ともいいやつだよ〜。紹介するね！」
剛くんはふわふわと笑っているが、有名俳優に私は部屋の片付けを手伝ってもらうの…？
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なつ(プロフ) - これは泣きますって悲しすぎます、応援させていただきます頑張ってください！ (2021年5月10日 3時) (
レス) id: 39b211e520 (このIDを非表示/違反報告)
あやりん(プロフ) - はじめまして、お尋ねしたいことがあります。父方のおじいちゃん、おばあちゃんは広島から来てますが岐阜に帰ったのは母方のおじいちゃん、おばあちゃんでしょうか？ (2021年3月15日 4時) (レス) id: bdbd506a34 (このIDを非表示/違反報告)
マツリ - はじめまして！このお話すっごく好きです！ (2021年3月7日 10時) (レス) id: 422e882b2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sei | 作成日時：2021年2月23日 21時
