5 (ごめん。バレー部出てこない) ページ15
( ^ω^)
A side
そんなこんなで放課後。
いつも通り準備を終わらせ、いま、第2体育館にいる。
『……』
しょうがないけど、周りからの目線がすごい。
"なんでバレー部のマネージャーがいるの?"って、すごく伝わってくる。
ひしひしと。
夏「じゃ、Aちゃん、自己紹介よろしく!」
『え、あ。えーと、須藤 Aです。中学まで、バスケやってました。ポジションは、SGです。IHまで、ですが、よろしくおねがいします』
申し訳程度に起こる拍手。
うう、緊張する。
と、そこで当然の疑問が出る。
「あの、部長。別に、人数が少ないわけじゃないですよね。なんで部員でもない人を連れてきたんですか」
そーだそーだ。
うちの高校の女バスは、決して弱小じゃない。部員だって、20近くはいる。
夏「そういう文句は、こいつのプレーを見てから言いなさい!」
……何も言えねぇ。
「っ、そんなにすごいんですか!?」
やけに食ってかかるな。もしかして、スタメンの同ポジの人だったり?
ちらっと部長さんをみると、あたりだったらしい。小さく頷かれた。
うわー、めんどくさい。
夏「はい。じゃあ練習!予選まで時間ないよ〜!」
「「「はい!!!!!」」」
ーーーーーーーーーー
久しぶりやったバスケは、すっっごく楽しかった。
いいストレス発散になった感じ。
部活が終わる頃には部員の子達と意気投合して、ライス(某緑の連絡アプリ)のIDの交換もした。
あんなに笑ったの、久しぶりだ。
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かえで - いいんだよ♡(14話より) (2022年4月23日 23時) (レス) @page41 id: ad15bea1f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩音 | 作成日時:2019年3月28日 7時