辛いワンワン ページ6
莉犬くんside
「あぁ、楽しかったな。でももう辛いから、楽にして?A」
『バイバイ。莉犬くん。』
「バイバイ。A」
Aside
pipipi
なんだろう。誰から?莉犬くん!?
『もしもし?莉犬くん?』
「すいません。莉犬さんのご家族の方ですか?」
『えっと……いや、彼女ですけど……』
「そうですか。なら今すぐに苺坂病院に来てください。」
『分かりました……。』
なにがあったんだ!?莉犬くん!!
お願い……生きてて………
なーくん達に知らせなきゃ!
『もしもし?なーくん!!大変!!苺坂病院に急いできて!!みんなつれて!』
な「分かった。すぐ行く。Aちゃんも早く行ってあげてね。」
『うん!!』
早く行かなきゃ!!!
着いたよ。えっ?早いって?小説のちか((
『あの、莉犬く……じゃなくて、莉犬の病室はどこですか!?』
「203号室ですよ。」
『ありがとうございます!!!』
病室の前
すーはー……
大丈夫。莉犬くんは、生きてる……
大丈夫……。
だって私の事好きって言ってくれたんだもん
大丈夫だよ。私!
ガラッ
「あの、Aさんですか?」
『はい。Aです』
「莉犬さんは、駅前のビルから落ちて死のうとしたんです。でも大丈夫です。意識はあります。」
『よかっ…た…莉犬くんが……生きてる……』
「おだいじに。」
『ありがとうございました!!!』
綺麗な顔だな……
整った鼻、プルプルの唇、長いまつ毛。
白くてツルツルの肌……
こんなにも可愛らしい人に
愛されてたんだ……
いや、愛されてるんだ。
私は莉犬くんの愛に答えれてただろうか。
死のうとしたのはなにか病んでたからなんだろうか
1人ではわからないことがどんどん増えてって侵食してくる……
莉犬くんは、こんな思いしたのだろうか……
『ごめん、莉犬くん。ごめんなさい。気づけなくてごめんなさい。だからもう一回だけでいいから私の前で笑ってよ……』
ガチャ
『だれ?』
な「ごめん。Aちゃん」
『なーくん……大丈夫。莉犬くん意識はあるって。』
な「良かった(*^^*)」
莉「んっ……んん?……A?」
『莉犬くん!!!起きたの?』
莉「そっか。俺死ねなかったんだ。」
『……………………』
な「えっどうゆうこと?」
莉「俺、死のうとしたんだよ。」
『やだ……やだよ!莉犬くんがいない世界なんて!莉犬くんがいるから私も生きれるんだよ!莉犬くんが居ないなんて……莉犬くんが死ぬなら私も死ぬ!』
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きら ☆kikirara☆(プロフ) - 紗奈さん» はい!!さとジェルが基本的には好きですが、ジェルたんが1番ですね!! (2019年8月3日 21時) (レス) id: c926b5b02a (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - ジェルたん推しなんですね♪。.:*・゜♪。.:*・゜dousida(*. .*) (2019年8月3日 21時) (レス) id: 7d19a4c819 (このIDを非表示/違反報告)
AYANAダヨォ☆?(プロフ) - 吹雪蘭丸2さん» リクエストありがとうございます!いいですね!それ書いてみますね! (2019年5月2日 6時) (レス) id: c926b5b02a (このIDを非表示/違反報告)
吹雪蘭丸2(プロフ) - リクエストって言うのかな?案出しますね!例えば、な組設定で敵から夢主ちゃんを庇って傷を負ってはしにそうな感じで…みたいのはどうですかね?図々しいですかね、すみません汗 (2019年5月1日 13時) (レス) id: cab636fc5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きら | 作成日時:2019年4月18日 18時