熱 ページ7
熱が出た。
多分インフルエンザ。
頭も痛いしボーッとするし
体温計を測ったら38.1℃だった。
ピンポーン
水上「Aー、起きてるー？」
あ、水上くん。
水上くんは朝はわたしの部屋の鍵を開けない。
多分、理由はわたしが着替えてる途中とかだったら困るからだ。
「起きてるよー。」
水上「じゃあ行くぞー」
水上くんが待っててくれてる。
こんな寒い中待たせるわけにはいかない。
わたしはさっさと用意をして、
服を着て
メイクはいいや。マスクしよ。
水上くんにはスッピンを見られてるからなんとも思わないし。
コートを羽織ってドアを開けた。
水上くんには熱だってバレないようにしなきゃ。
迷惑かけたくないし。
A「おまたせ。」
水上「A、Uターン」
A「ん？」
水上くんは体をヒョイっと半回転させて自分も部屋に入り、ドアを閉めた。
水上「どう見ても熱あるだろ。
顔が熱いし、
目が遠くにいってるし」
一瞬でバレた。
なんでバレるの。やだなぁ。
水上くんはわたしをベッドまで運び、コートを脱がせ、冷えピタを持ってきた。
水上「今日は寝て。
お昼くらいになったら病院行きなよ。
俺が授業受けとくから安心して。
完璧な板書ノートを貸すよ」
普段ならうざっとか、ムカつくとか、なんとか言えるけど
今日はそんな余力がない。
「ありがとう。ごめんね。」
水上くんは私やおでこに冷えピタを貼った。
でも水上くんの今日のスケジュールは確か
「今日は東大王の収録じゃなかった？」
水上「ん？あぁ。
終わったら速攻で帰るから。」
「いいよ、水上くん、わたしも大人なんだから1人でできるよ。」
水上くんは私が結ってたヘアゴムを優しく解いた。
水上「頼ってほしいなぁ。
なんのためにほんと、俺がいると思ってるの。」
私の記憶はここで途切れた。
気持ちよく、お昼まで寝ていたらしい。
お昼になっても熱は下がらなかった。
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ayana・tdo・qk・cb(プロフ) - いや、普通に付き合ったあとのお話読みたいです。居ますここに笑余裕があれば書いて欲しいです。絶対読むんでぜひ。 (2020年4月12日 23時) (
レス) id: cf3c86d772 (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - まいちるさんのペースで全然いいので続編待ってます！(なんか上から目線ですみません) (2020年4月10日 3時) (レス) id: 16e27b9642 (このIDを非表示/違反報告)
Ringo28ftb(プロフ) - 完結おめでとうございます！もうほんとドストライクに好きな作品です！！！続編もよみたいなぁ…なんて思ってたりします… (2020年4月9日 0時) (レス) id: f450b250a6 (このIDを非表示/違反報告)
ほしめる(プロフ) - 夜中に一気読みして1人でずっとキュンキュンしてました！すごい面白いお話でした！よければ続編見てみたいです…完結おめでとうございます！ (2020年4月9日 0時) (レス) id: 6314eccbe7 (このIDを非表示/違反報告)
クロ(プロフ) - 完結おめでとうございます！良ければ続編読みたいです…… (2020年4月8日 23時) (レス) id: 1340a6aafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいちる
| 作成日時：2020年1月20日 11時
