あのときは ページ15
あのときは必死だった。
理Iから医学部に行ける人が少ないことは知ってた。
水上くんが理�靴畔垢い董∋笋呂海凌佑砲燭�さん色々教えてもらいたいと無我夢中だった。
水上「黙りこくってどうしたの？」
「いや、水上くんと初めて会ったときのことを思い出した。」
あぁ、アレね。
水上くんは特徴的な笑顔でこっちを向いた。
水上「理�靴辰栃垢い凸椶�変わるのは、理�渓榲�ての女子かAくらいだよな笑」
「どういう意味ですか」
水上「いや特に理由はないけど。
俺は、Aのクイズ力はすげーなーと思ったけど、
高校時代にクイズ大会とかで見かけなかったから
どこで知識とか仕入れたり、クイズに興味を持ったのか、俺が聞きたかったのにさ
Aが俺の話を聞きたがるから笑」
A「だって、どうしても医学部に行きたかったから。」
水上「3時間くらい話し合ったよね。
この１年半、どういう勉強計画を立てたらいいかとか。」
A「うん。あのさ。」
水上「ん？」
私は水上くんの前で立ち止まった。
水上くんも流れで立ち止まる。
A「あのとき、水上くんが声をかけてくれなかったら、
水上くんと話せてなかったし、
私は本当に、医学部に行けなかったと思う。
あの一年半、ずっと水上くんと勉強したおかげで
いや、ずっと勉強を見てもらったおかげで、
いまこうして医学部に所属できてます。
本当にありがとう。」
私は深々とお辞儀をした。
水上「…なんだよ、普段そんなこと言わないじゃん。」
「いつかきちんと言おうと思ってたんだよ。
でもなかなか照れくさくて、言えなくて。
ごめんね。」
私の、一年生と二年生の青春はどこにもなかった。
毎日勉強に明け暮れて、
水上くんと同じマンションであるのをいいことに、
鍵を持っているのをいいことに、
深夜でも水上くんの部屋に突入して
水上くんに教えてもらってた。
「迷惑かけっぱなしでごめん。
でも、ありがとう。」
水上くんは頭をかきながら
水上「まいったなぁー。
調子狂うからやめて」
水上くんは唇を軽く噛みながらニコニコしていた。
何が調子狂うのかわからなかったけど、
ちゃんと気持ちを言えて、私は十分です。
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ayana・tdo・qk・cb(プロフ) - いや、普通に付き合ったあとのお話読みたいです。居ますここに笑余裕があれば書いて欲しいです。絶対読むんでぜひ。 (2020年4月12日 23時) (
レス) id: cf3c86d772 (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - まいちるさんのペースで全然いいので続編待ってます！(なんか上から目線ですみません) (2020年4月10日 3時) (レス) id: 16e27b9642 (このIDを非表示/違反報告)
Ringo28ftb(プロフ) - 完結おめでとうございます！もうほんとドストライクに好きな作品です！！！続編もよみたいなぁ…なんて思ってたりします… (2020年4月9日 0時) (レス) id: f450b250a6 (このIDを非表示/違反報告)
ほしめる(プロフ) - 夜中に一気読みして1人でずっとキュンキュンしてました！すごい面白いお話でした！よければ続編見てみたいです…完結おめでとうございます！ (2020年4月9日 0時) (レス) id: 6314eccbe7 (このIDを非表示/違反報告)
クロ(プロフ) - 完結おめでとうございます！良ければ続編読みたいです…… (2020年4月8日 23時) (レス) id: 1340a6aafd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいちる
| 作成日時：2020年1月20日 11時
