祓ったれ本舗、営業中です【呪術廻戦】

これはヤバい ページ11

夢の中でですがピンク描写あります
苦手な方はすっ飛ばしてください！









—悟—




「っ、A、きもち？」


『ん…やぁ、悟っ』




俺はついに、ついに、Aと————をした。


中学からの想いが、ようやく叶ったんだ。


初恋はもちろんAで、A以外好きになったヤツはいない。


傑もAの事を好きなのは知ってる。


てかお互い暴露してるし。


………まーじかー、ついに俺Aと付き合っちゃったかー！




『悟、も、むりっ！』


「俺もそろそろ、あーヤベ」




そしてついにAと最後を迎え………！




「………………………へ？」




………ると思ったらまさかの天井とこんにちは。


え、え？？


いやだって、俺今Aと————してて、




「おいちょっと待てよ」




急いで起き上がってスマホの画面を覗くと、そこには8:35の数字が。


ってことは、今のって………………




「………………………まじかよ、顔見れねーよ」









—傑—




『傑、激し、あ！』


「ごめんA、とめらんなくて、」




私は今日、ついにAと————した。


中学の時に自分の恋心に気づいた後、ひたすらAだけを追っていた。


悟とは正々堂々とAを取り合う仲だ。


でも、それももう終わり。


………今日から、私がAの彼氏なんだから。




「すまない、もう限界だ」


『私も、あっ！』




そしてそのまま二人同時に………………




「………………………………ん？」




と思ったら、いつもの景色が目に飛び込んできた。


………いやいやいや、私は今まさにAと————の最中で、




「………………そんなまさか」




枕元にあるスマホを取り、電源を付けるとそこには8:20の数字。


その数字を見た瞬間、私は全てを理解して枕に顔を埋めた。




「………………無理だってこんなの、どんな顔して会えばいいんだ」

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