彼女が可愛すぎる件について【夏油傑】 (ページ2)

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1-朝ページ2

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𝑌𝑜𝑢-𝑠𝑖𝑑𝑒

体に重い何かが乗っている感覚に目を覚ます。

重い瞼をこじ開けると、すーすーと心地良さそうに眠る傑の顔が。

そして、重い何かは傑の右腕だった。

『傑...朝だよ』

「...... ん゙ん」

筋肉質な腕をなんとか退けながら、声をかける。

すると、傑の眉間に皺が寄った。

『傑、ねぇ傑ってば』

「ん゙......A...」

ポスポスと布団を叩いていると、目が少し開いた。

『傑、おはよう』

「...おはよぅ。

　......いまなんじ？」

『今は...』

傑に聞かれて充電コードに繋いだままのスマホを見ると、6:03の数字が映し出されていた。

その数字を伝えると、ゔーん゙と唸った後ガバッと抱きついてきた。

『ぅわ！』

「つかまえたー」

『ちょ、傑、起きないと』

「まだねるのー」

やだやだと顔をお腹にぐりぐり押し付けてくる。

子どもだ......

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