私のお義兄ちゃんはすとぷりの最年長！？

義兄妹7日目 ページ8

「え〜何その目、気持ち悪い。」

え?

「うわ、近付かないほうがいいよ。」

だ…れ…？

「カラコン？中二病かよww」

どう、いう、こ…と…？

春「違う!Aはそんなんじゃない!」

春…

そっか…思い出した。

私の…嫌な記憶…

？「やめて！Aが傷付いてる!」

あれ…?

誰だっけ…?

「ねぇ…ほら、やっぱり＿＿しちゃおうよ。」

やだ…っ

やめて…

やめてやめてやめてやめてやめてっっっ!!!


ﾊｯ

目の前には、もう何度か見た天井。


…夢だ。

忘れられない悪い夢。

…観たくなかったなぁ。


ふと、頬を冷たいものが傳った。

私…泣いてる。

駄目だな。

あの時(・・・)と同じじゃない。

私は笑っていないと。


ｶﾞﾁｬ

さ「Aー。起きたー？…ってえ!?A!?」

あ…お兄ちゃん。

さ「ど、どうしたのA!?どっか痛いの!?」

『ううん、大丈夫。ちょっと怖い夢観ちゃっただけ。』

嘘ではないよね。

さ「そ、そっか。良かったぁ。恐かったらお兄ちゃんと寝ていいからね!?」

『う、うん…w』

お兄ちゃん…それはちょっと…w気持ち悪いよ…ww

さ「じゃあA、朝ご飯食べよっか。」

『うん。』


(´〜｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ

うま。

やっぱうちのお兄ちゃんすごいわ←

さ「あ、A。」

『ん〜?(´〜｀)』

さ「(かわよ…///)…Aってさ、すとぷりって知ってる?」

すとぷり?

知ってるけど。

采莉がめっちゃ好きなんだよね。

私も動画見たことある。

普通に面白かった。

『知ってるよ?』

さ「そっ、か、リスナー?」

『？ううん。普通に動画観るくらい。』

さ「…誰推し？」

んー誰だろ。

皆好きだけどなぁ。

『ころちゃんよりの箱推しかな。』

さ「ああぁっ!そんなっ」

は？

いや急にどしたん?

あ、お兄ちゃんさとみくん好きなのかな?

同じ名前だから?←天然

さ「…お兄ちゃん…仕事行ってくるわ…(´；ω；｀)」

え、なに、テンション低くない?

『う、うん。え、大丈夫…?』

さ「駄目かも…ちょいA『さとみくん大好き!』って言ってみて。」

え、なんで?？

まあいいけど。

『さとみくん大好き!』

さ「( ﾟ∀ﾟ)･∵. ｸﾞﾊｯ!!俺頑張れるわ!行ってきます!」

ﾋﾞｭﾝ

と、光の速さで出ていったお兄ちゃん。

マジで何だったんだろ。

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