私のお義兄ちゃんはすとぷりの最年長！？

義兄妹4日目 ページ5

Aside

『ん、んんー』

ゆっくりと目を開けると、そこには見知らぬ天井



…ではなく私の部屋の天井。

およよ？今は何時かね？←


そう思って部屋を見渡すと、驚いたような顔をして突っ立っているお兄ちゃんが目に入る。

どうしたんだろ。


きょとんと首をかしげていると、やがてお兄ちゃんが声を絞り出すように呟いた。

さ「……目…。」

目？目がどうしt……


待って、私、さっきコンタクト外したよね？

え……てことは…


ﾊﾞｼｯ

たまたま手元に置いてあった手鏡をつかみとる。

なんであったのかは知らん←


『やっぱり…』

そう、そこに映っている私の瞳は間違いなく桃色。

正真正銘やらかしました。はい。


どうしよう…何て弁解しよう…



またあの時(・・・)みたいになるだろうか。

そう考えたら急に怖くなった。


さ「……A。」

なんて言われるだろう。

『な、何…？』

さ「…んで……の。」

ん？

『え、ごめん。もっかい言って。』

さ「なんで言ってくれなかったの！？かっわいい！！」

は？

『え…変だと思わないの…？』

そう聞くと何故かきょとんとするお兄ちゃん。

さ「え、なんで？可愛いじゃん。
　 それに、俺とお揃いだし。」

お揃い…そんな風に考えたことなかったな。

でも確かにその通りだ。

お兄ちゃんとお揃い。まるで本物の兄妹。


そう考えるとちょっと嬉しい。

お兄ちゃんは、受け入れてくれるんだね。


『そっか、よかった。((ﾎﾞｿｯ』

さ「ん？なんか言った？」

『ふふっ何でもない。』

さ「？そっか。あ、じゃあご飯食べよ。冷めちゃうよ。」

わぁ、ご飯だっ！

『食べるっ』

さ「よし、行こう！」

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