私のお義兄ちゃんはすとぷりの最年長！？

義兄妹12日目 ページ13

Aside

ﾊｧｯﾊｧｯ

全速力で家まで走る。

早くお兄ちゃんに確認しよう。


…ヤバい体力死にそう。

あ、もうすぐ家だ。


家の前で立ち止まってふと思った。

…これって聞いていいのか？

身バレとか、大丈夫？

今まで言われてないってことは、知られたくなかったんじゃない？


そんな疑問が頭を駆け巡る。

でも聞かなきゃね。

家族内での秘密ってよくないと思うし。


さあ、いざ参る！←


ｶﾞﾁｬ

ドアを開けるとそこには…

さ「A！何してたの！？」

…何故かお怒りのお兄ちゃんが。


顔合わせずれー

『いや、何って…友達ん家で遊んでただけだけど…？』

間違ってはない。うん。

さ「遅いっ！」

『えぇ…』

いやだってね？

皆さん今何時かご存知ですか？

5時ですよ、５時。

夕方の、５時です。←二回言った

さすがにね？

私もね？

高校生だよ？


『いやお兄ちゃん。私高校生。』

さ「知ってる！でも遅い！」

マジですか…

さ「うちの門限は５時！今は５時５分！」

いやちょっとやん。

しかも５時ってはやっ。


『過保護…』

さ「過保護じゃない！Aは可愛いんだから、悪い人に捕まるかもよ！？」

『いや、ないない(ヾﾉ・∀・｀)』

さ「ある！」

『ない！』

さ「ある！」

『だかr…あ。』

そうだ。

今はこんなこと言ってる場合じゃない。


さ「A？どした？」

『…』

さ「A？」


『…お兄ちゃんって、さ…








　 すとぷりなの？＿＿』

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