検索窓
今日:13 hit、昨日:78 hit、合計:62,456 hit

ページ11

.









Aヌナは鈍感すぎる。
毎日毎日懲りずに彼女の部屋に行くのは、
好きだからなのに。

彼女のいないところでヒョンたちにからかわれまくる。
最近はそこにジョンファンも加わった。
「早く告白しろよ!」なんて皆んなに言われ続けているわけだけど。



部屋の交換を提案された時は倒れそうになった。

ヌナの「部屋」が好きで訪ねていると思われているなんて、
想像もつかなかったから。







「鈍感バカA」







そう正直に声に出してみると、
ヌナは起きていたようで部屋を追い出されそうになった。

そして今、
床に正座させられお説教されている。








「だいたいあんたは自分の部屋があるのに」
「…………はい」
「すぐ私のところに来て」
「…………うん」
「なに?幽霊が怖いとか?」
「違うよ!」








どこまで鈍感なんだこの人は。
大胆なことをしないと本当に一生気づいてもらえないまま?








「俺はただ…、」
「ん?なによ」
「ヌナといたいだけで…………」








ほぼ聞こえないくらいの声で言った。
言ってしまった。

うつむいているから彼女の表情はわからない。
何も返答がない。

やってしまった、そう思って恐る恐る顔をあげると
顔を真っ赤にしたヌナがいて。









「…なに、それ」
「………え」
「ジョンウのくせに!」
「はい?」
「ジョンウのくせにーーー!」








「ドキドキさせないでよー!」と
顔を覆うヌナ。

どうしよう、すごく、








「可愛い…」
「っ、調子乗んな!バカ!」









これは明日、ヒョンたちに報告しないとな、
なんて考えながら
あたふたするヌナの顔を眺めていた。











.

junkyu × 守るから (リクエスト)→←jungwoo × 鈍感な



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (129 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
495人がお気に入り
設定タグ:treasure , kpop , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ノムラ(プロフ) - こちょさん» コメントありがとうございます!かしこまりました😆😆お待ちください💕 (2022年9月1日 6時) (レス) id: 0cfc895fb7 (このIDを非表示/違反報告)
こちょ(プロフ) - いつも楽しくお話拝見させていただいてます!💞リクエストなのですが、ドヨン君とのお話が見たいです! (2022年8月31日 0時) (レス) @page16 id: 51eaa15a70 (このIDを非表示/違反報告)
ノムラ(プロフ) - Aaaさん» コメントありがとうございます〜!おぉ!めっちゃよいですね😆書かせていただきます! (2022年8月20日 2時) (レス) id: 0cfc895fb7 (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - 初めまして!楽しく読ませていただいています!メンバーみんなからヌナヌナ言われているストーリーを見てみたいです🥹 (2022年8月20日 1時) (レス) id: 48755109b6 (このIDを非表示/違反報告)
ノムラ(プロフ) - しんちゃさん» コメントありがとうございます🥹!かしこまりました!お待ちください☺️🫰 (2022年8月12日 5時) (レス) id: 0cfc895fb7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たかはし | 作成日時:2022年7月16日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。