検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,598 hit

運命と予知 ページ6

何者かに操られてるように見えるレミリアが、言葉を続ける。
「私はあの子の力となるわ、あの子の運命を能力で見たの」
「どんな運命よ」
霊夢が聞く。するとレミリアはとても信じがたいことを言い出した。
「『異変に加担した運命』、そして、『主犯として力をさらけ出す運命』よ。私は紅霧異変を起こした先輩として、あの子に加担する」
異変の主犯……想像するだけでも、裏切り者がいると思える言葉を聞き、霊夢は戦闘体制に入った。
「ならここで、」
「「決闘を!」」
二人が戦いの準備となると、サイファは言う。どうやらサイファは、本でレミリアのことを知っているようだ。
「……」
少年は、固い表情で前を見つめる。
「お前は何か知っているのか?」
魔理沙が聞くと、少年はとんでもないことを言い出す。
「……そもそもここまではわかっていたことだから」
「「…!?」」
二人が驚く。一体何者かと思いながらレミリアは質問する。
「じゃあこのあとのことも、分かってらっしゃるの?」
「ああ……異変が起きることも知っていたよ」
話を続けるうち、隙を見つけた霊夢が弾幕を撃つ。
「話している間に……えい!」
「スペルカード発動、恋符「マスタースパーク」!」
魔理沙も霊夢と同じように八卦炉からレーザーを出し応戦する。
「!! ちょっと!それ反則じゃない!?」
咄嗟の判断でかわしたレミリアが、怒りを二人にぶつける。魔理沙はその発言に対し答えを返す。
「ありだろ」
「話に飽きたから撃っただけよ」
「はぁ!? まあいい、先手を打たれても無傷なのは事実……今度はこちらからいかせてもらうわ!」
レミリアは余裕の笑みを浮かべ、霊夢たちは少し呼吸を繰り返していた。

異変の中で起きた異変→←敵か味方か



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.0/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:暗薄野作品リンク , 二次創作 , 東方二次創作   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

▽Ausuno*(プロフ) - ルーミミさん» 39! (2019年9月16日 12時) (レス) id: a9ebe6ea65 (このIDを非表示/違反報告)
ルーミミ - 1000hitおめでとう。 (2019年9月15日 12時) (レス) id: daa6ef5d22 (このIDを非表示/違反報告)
咲希 - ここで会えてうれしい=> http://v.ht/chat-jp (2019年9月12日 0時) (レス) id: a28b0e814d (このIDを非表示/違反報告)
▽Ausuno*(プロフ) - りめいこさん» ありがとうございます! 励みになります! (2019年4月26日 16時) (レス) id: f5af6692ce (このIDを非表示/違反報告)
りめいこ - とても面白いです!!続き楽しみにしてますね、頑張ってください!! (2019年4月26日 16時) (レス) id: 79a39466c3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:▽Ausuno* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Ausuno04101/  
作成日時:2019年3月12日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。