道中での出会い ページ3
「やっぱり空飛べないのは大きいわねぇ……」
霊夢がため息をつきながら言う。今歩いているこの道も、やはり異変の影響からか、空は澄んだ青い色を失い、淀んだ鉛色となっている。また、霧が濃い。
そうやって歩いていたとき、三人以外の足音が聞こえてきた。離れたところで確認できたのは、少年ということぐらいだ。
霊夢たちの前に来たとき、疲れはてたのか素早く肺呼吸を繰り返している。
「あんた誰よ？」
「まさか白状しに来たのか？」
霊夢、魔理沙が言葉を発する中、サイファが髪色を見て驚きの声をあげる。
「あなた、色が消えかかってるじゃないですか!?」
「それだったら私とサイファもじゃない！」
思わず霊夢がツッコむ。すると、その少年は霊夢に同情するように口を開く。
「元々髪の色黒ですけど……」
そういったときに、魔理沙がかなり話が脱線していることに気付く。
「そういや、そっちの話になってきてないか？」
「あ、そうだったわね。とりあえず詳しい話は後！ 一緒に紅魔館へ来て！」
「先いくぜ」
「来てくださいね」
そういって三人は霧の奥へと消えていってしまった。
少年はついて行かず、少し目を閉じ、開けて言った。
「私は別で夢を見たんです。これに似た夢を……」
そしてその少年も、霊夢のあとを追った。
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▽Ausuno*(プロフ) - ルーミミさん» 39！ (2019年9月16日 12時) (
レス) id: a9ebe6ea65 (このIDを非表示/違反報告)
ルーミミ - 1000hitおめでとう。 (2019年9月15日 12時) (レス) id: daa6ef5d22 (このIDを非表示/違反報告)
咲希 - ここで会えてうれしい=> http://v.ht/chat-jp (2019年9月12日 0時) (レス) id: a28b0e814d (このIDを非表示/違反報告)
▽Ausuno*(プロフ) - りめいこさん» ありがとうございます！ 励みになります！ (2019年4月26日 16時) (レス) id: f5af6692ce (このIDを非表示/違反報告)
りめいこ - とても面白いです！！続き楽しみにしてますね、頑張ってください！！ (2019年4月26日 16時) (レス) id: 79a39466c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：▽Ausuno* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Ausuno04101/
作成日時：2019年3月12日 18時
