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「り、涼くん？！」
いいからいいからと、構わず走ればもう作ちゃん達は目の前で。
作ちゃん！と涼くんが大きな声で呼べば、2人は振り向く。
手を引っ張っていた涼くんが私の手を離し、思わず転びそうになった所を、しっかりと作ちゃんが抱きとめてくれた。
「Aちゃん大丈夫？」
「だ、だいじょぶ…ありがと…おはよ、作ちゃん」
「うん、おはよ」
走って乱れた髪の毛を直して、息をつく。
おはよう涼くん、朝から元気だね。とクスクスと笑いながら聞こえた凛とした声に顔を上げれば、さっきまで作ちゃんの隣を歩いていた、先輩。
「初めまして、えっと、Aちゃん。よろしくね」
「よ、よろしく、お願いしますっ！」
「あちゃ〜これは可愛いなぁ。仕方ないね、涼くん、一緒に行こ？」
ふわりと笑った先輩が涼くんの方を向けば、涼くんがそれはそれは凄く優しく笑って、そうだね、と言った。
振り返った先輩が、私のことを手招きで呼ぶ。
「おもち、やいちゃったの？ごめんね、大丈夫だよ」
「…え？」
そして私の頭を優しく撫でた先輩は今度こそじゃあね、と涼くんと歩き始めてしまった。
「Aちゃん？今なに言われたの？先輩、すごい楽しそうにしてたけど…」
「おもちやいちゃったの？って…」
「…お餅？」
作ちゃんも分からないとなれば私に分かるはずもなく、後でそうやんに聞こうかな、なんて考えた。
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なほ(プロフ) - すいませんありがとうございます！！うれしいです！！ (2018年10月7日 17時) (
レス) id: 20d52247fa (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - なほさん» お気になさらず！ぜひぜひ仲良くしてください〜〜〜！ (2018年10月6日 13時) (レス) id: af6cf59665 (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - ゆ〜！さん» ありがとうございます〜！きっと可愛いカップルの爆発ですね！！機会を見つけて是非〜！ (2018年10月6日 13時) (レス) id: af6cf59665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜！(プロフ) - 更新お疲れ様でした！このお話の作ちゃんの雰囲気がとても好きで私の中でナンバーワンですo(^_^)o作ちゃんとヒロインのその後のお話も是非見たいです！ (2018年10月1日 23時) (レス) id: 4f7370bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
なほ(プロフ) - ごめんなさいほんと、、、でもめちゃくちゃ仲良くなりたいんです( .. ) (2018年10月1日 19時) (レス) id: 20d52247fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠り姫 | 作成日時：2018年8月21日 11時
