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【第四十八話】「ゆるーく」永存氷里阿 ページ49

こんにちは!初めまして...かな?


琥珀の保護者!ヒリアです!





今はご飯を作りながら琥珀の帰りを待ってます!




鼻歌を歌いながら料理をテーブルに置いていると、









「ただいまーー!」









琥珀の声が聞こえてきた。



タッタッタっと足音が近づいてきて、









「お母さん帰ってたんですね!ただいまです!」


「うん!今日は残業無しなんだ〜!おかえりー!」









ニコニコと嬉しそうに笑いながら着替え始める琥珀。



最近は夜遅くまで仕事をしていて全然会えなかったからな...





もちろん、朝も琥珀を置いて早く出ていっちゃうから、寂しい思いをさせちゃってるんだ...


琥珀は溜め込んじゃうタイプだから、




きっと心の傷は無いようで、沢山あるんだろうな....





誰にも言わないで、ずっと自分の中に留めちゃう琥珀。


母親代わりの私にも、相談してくれたらな...なんて。









「琥珀!今日は帰り遅い方だよね?」


「?はい!亜志とカフェに行ってきました!」


「そっか〜!楽しかった?」


「はい!とても、たのし....」


「ん?」


「あ、はは....カフェ、壊して来ちゃいまし、た...」


「え...」







え、え?



カフェを!?







「えぇー!!」


「だ、大丈夫です!わ、私の魔法があれば、いくらでも元に戻ります!
そ、それに...何かあれば健生先輩の所為にすれば...!」



「そ、そうだよね!琥珀の魔法は世界一だもん!大丈夫だよね!」







津島さん、ちょっと可哀想だけど....






「健生くんには頼もしいお姉ちゃんがいるし...!」


「ヒリ母、津島治栄ちゃんは健生パイセンのいも....」









琥珀が何か言い掛けたけど、


言うのをやめて他の言葉を放った。



何だったんだろう...









「大丈夫です!ねー、小春ー!」









琥珀は黒猫の小春を撫でながらそう言う。


名前は琥珀が考えたんだよ!









「さっ、ご飯出来てるから食べよう!」


「はい!えへへ、久しぶりですね...」


「え?なーに?」


「え、と、美味しそうですねって!」


「うふふ、ありがとう!」









他の人からは軽く考えすぎって思われるかもだけど、



ゆるーく捉えるのが私達なんだぁ!









.





健生くんを弟と勘違いしているヒリアさん。


このままずっと勘違いしてるのかな...?









.

【第四十九話】「質問攻め」天狼 藍蘭→←【第四十七話】「軽い女」丘島ひかり



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くっきー(プロフ) - 音楽家と聞いて来ましたぁ!(音楽家大好きなのです) (2018年11月29日 17時) (レス) id: 1ae5ed5092 (このIDを非表示/違反報告)
成代遒 - 詠璃−エイル−さん» すみません!今作りますね…! (2017年12月6日 22時) (レス) id: eb873f1f0d (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - あっお話がいっぱいで書けませんでした…!! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - 更新します! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
雪少女 - 終わりましたー (2017年12月6日 19時) (レス) id: 8cbbc17253 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:成代 遒 x他8人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年11月10日 23時

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