検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:13,393 hit

【第三十三話】「汚れつちまつた悲しみに」津島治栄 ページ34

また会ったわね,治栄よ。

先刻(さっき)ひかりが姉御の授業を受けに行ったわ。

残った私達も其々の席に座ったの。

確か四限は……現代文ね!ふふっ,やったわ!


「あれ〜?チエちゃん嬉しそうじゃん!どしたの?」

優里が聞いてきた。

「べ,別に嬉しくなんて……無いわよ」

あ,しくじった。此れ絶対からかわれるじゃない……

そう思い優里の方を見ると____


「ちょっと待てよチエちゃんがデレたデレたぞチエちゃんが!この前計算したチエちゃんがデレる確率は0.0002パーセントで今日がその日だから滅茶苦茶幸運じゃん凄え私いや其れにしても赤面したチエちゃんも可愛かったぞこれは今日のオカズになるな写真とっとけばよかったますます【自主規制】を【自主規制】したくなったなぁ(ブツブツ)」

「優里…!?落ち着いて!!?」

てかどんな確率計算してんのよ!!


「治栄さん……ドンマイです」

琥珀さあああん!!??

目でマリアさんに助けを求めると,

「(ご・め・ん・な・さ・い)」←口パク


巫山戯んなアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!(心の叫び)


もうどうしようも無くなって呟いた。

「汚れつちまつた悲しみに………」

前世に作った,あの詩を。


つい二分前の最高潮は儚く消えた。

===============

成代遒です。

僕が書くと優里ちゃんが酷いキャラになる気がする………

魔宵琥珀ちゃん,城咲マリアさん,使わせて頂きました!

【第三十四話】「助け船」恋狼亜志→←【三十二話】「賑やか」永月伽茄瑚



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.4/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:九十九高等学校 , 募集企画 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くっきー(プロフ) - 音楽家と聞いて来ましたぁ!(音楽家大好きなのです) (2018年11月29日 17時) (レス) id: 1ae5ed5092 (このIDを非表示/違反報告)
成代遒 - 詠璃−エイル−さん» すみません!今作りますね…! (2017年12月6日 22時) (レス) id: eb873f1f0d (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - あっお話がいっぱいで書けませんでした…!! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - 更新します! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
雪少女 - 終わりましたー (2017年12月6日 19時) (レス) id: 8cbbc17253 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:成代 遒 x他8人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年11月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。