【第三話】「温かい日溜まり」魔宵琥珀 ページ4
「ん、んん...ふわぁー。」
皆様こんにちは!九十九高等学校2-3組、魔宵 琥珀(こはく)と申します!
たった今起きました!
「...って遅刻〜!」
私は急いで髪を結って外に出た。
ヒリアお母はもう学校に行ってます!
「亜志!」
「...遅い。10分待った。」
「ごめんなさい...!」
私はいつも亜志と登校するんですが、私が寝坊した所為で怒り気味です。
いつも悪い目付きがより悪くなってますもん!!
「はぁ...もう良いよ。琥珀、早く行くよ。」
「あ、はい!」
「アンタ、これいる?」
「え?」
そう言って亜志は飴を取り出した。
亜志がそんなものを持っているとは...!
「いります!下さい!」
「はい。学校に食べ物は持って来ちゃいけないんだけどね。この事は黙っててよ。」
「勿論です!ふふっ、キャンディ〜!」
「アンタは表情がコロコロ変わるね。」
「そうですか?」
「あぁ。」
「私、亜志が笑顔になるもの持ってますよ〜!」
「...笑顔になるもの?一体何だい?」
「ジャジャーン!うさちゃんストラップ〜!」
私はポケットからウサギのストラップを取り出し、
亜志の目の前に差し出した。
亜志は可愛いものが好きなんです!
これは私だけが知ってる秘密です!
「!そ、それ...」
「限定版ですよー!いりますか?」
「い、いらない、よ...」
「そうですかぁ...なら、ひかり先輩にでも」
「ダメ。私が貰う。」
「可愛いもの好きなんですね〜!」
「別に。」
「はい、どーぞ!」
ウサギのストラップを渡したが、
少し、ほんの少し口角が上がっていて嬉しそう。やっぱり可愛いものが好きなのですね!
「何ジロジロ見てんの?」
「嬉しそうだなって!」
「べ、別に!ただ私は琥珀に貰った物だから...」
「可愛いですね〜!」
「は?」
「ウサギちゃん!」
「そ、そう。」
「亜志も十分可愛いですけどね。」
私は小さな声でそう呟いた。
「?何か言ったかい?」
「ふふっ何にも!」
「気になるじゃないか。」
「教えませんよー!」
「教えなよ。」
「嫌です〜!」
今日も今日とてはっちゃけてます!
****
こはくですヾ(・ω・)
誤字無いかな?と思いながら書いてました〜!
訳が良く分からない所もあると思いますがそこはご了承下さい!
.
【第四話】「朝の日課」望月花恋→←【第二話】「変人の日常」百瀬由奈
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くっきー(プロフ) - 音楽家と聞いて来ましたぁ!(音楽家大好きなのです) (2018年11月29日 17時) (レス) id: 1ae5ed5092 (このIDを非表示/違反報告)
成代遒 - 詠璃−エイル−さん» すみません!今作りますね…! (2017年12月6日 22時) (レス) id: eb873f1f0d (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - あっお話がいっぱいで書けませんでした…!! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - 更新します! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
雪少女 - 終わりましたー (2017年12月6日 19時) (レス) id: 8cbbc17253 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ