【第二十六話】「嫌がらせ度MAX」津島健生 ページ27
やァ久しいね,津島健生だよ。
今回はHRに首 吊りをして自 殺したんだ!
でもね〜,真逆の首 吊ってた木が「ボキィッッ」って折れたんだよ。
そして枝が体に刺さったんだよ。腕だから結構重症だね!
………ん?明るすぎる?死のうとしているくせに?
_____しょうがないだろ。酸化している世界が悪い。
父上と母上を失くしても,俺たちを独りにさせても,
______変わらないこの世界が悪い。
……さて!気を取り直していこう!
保健室に行くと一人の男の子がいた。
「おや?見ない顔だね,新入生かな?」
「ああ,話題の生徒会長様か……ってどうしたんだよ!滅茶苦茶重症じゃねェか!」
「ん〜?えっとね,首 吊り自 殺しようとしたら枝ごと折れてね?まァ大したものじゃ無いよ」
「何が大したものじゃ無_____吸わせろ」
「え?」「血ィ……吸わせろ」
おや……この子,傷を見せた瞬間目つきが変わったね。まるで獣のようだ。
確か一年で前世が危険な感じの奴が何人かいたな……
この子は保健委員の男子。確かに去年も保健委員の男子はいたが全員卒業した………
そして確認したところ血に反応しやすい……
ならば,この場合の適切方法は___________
「………ふうん,へえ,分かったよ」
俺は以前もらったハートマークの便箋を出し,
それに自分の血液をつけた。
「新入生くん___いや,
此れを見てくれたら血をあげるよ」
そう云うとすぐにそれを見た。
「うわああああッッ!!ち,血濡れ恋文じゃねえか!!巫山戯んなァ!!」
「うふふふふ,因みに宛先は俺宛だから安心しなさい!!」
「安心できねェわ!!死ねえ!!序でに血を寄越せええええ!!!!!!!」
ある意味で仲良くなった二人でした。
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うわああカオス。
詠瑠 さん,すみません嫌がらせして仕舞いました。
前言撤回します。シリアスには程遠そうです。
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くっきー(プロフ) - 音楽家と聞いて来ましたぁ!(音楽家大好きなのです) (2018年11月29日 17時) (レス) id: 1ae5ed5092 (このIDを非表示/違反報告)
成代遒 - 詠璃−エイル−さん» すみません!今作りますね…! (2017年12月6日 22時) (レス) id: eb873f1f0d (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - あっお話がいっぱいで書けませんでした…!! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - 更新します! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
雪少女 - 終わりましたー (2017年12月6日 19時) (レス) id: 8cbbc17253 (このIDを非表示/違反報告)
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