【第拾壱話】「飛行機雲」篠宮梨々実 ページ12
窓から吹く風と共に彼女音が届く
優しくて綺麗な、透き通る声
「チタンの煙が目に沁みる〜」
ベランダで本を持ちながら、鼻歌だったであろう歌を口ずさみながら気持ちよさそうに風に吹かれています
「水麗さん。また新しい本を買いましたか?」
「ん?あぁ…これ?昨日の本屋で見つけちゃったから気になって!」
昔の異国の文庫本の表紙が殺伐とした表紙なのが気になりますが、内容がそんな感じのものなのでしょうね
「面白いですか?」
気になって尋ねると、水麗さんは笑顔で「すっごい怖い」と言ってきた
「だって夫が妻を疑って挙句始末するんだよ?怖いよねー」
「それはまぁ…なんとも怖い話ですね。それも勉強ですか?」
銀杏の栞を挟んで閉じた本
水麗さんは楽しそうに笑っている
「そうだよ!何でも演じたいし、歌いたいしやって見たいもんね!」
「出来ることは精一杯。ですものね、私も頑張ります」
水麗さんはいつも頑張り屋ですから、負けられませんね
「高校は前世では謳歌できなかったもん」
「そうですよね」
私達2人は物語が前世
お互い戦争を体験してきた身の上ですから、年齢相応しい事がなかなかできなかったのも事実
今回は謳歌したいですね
「あ!見て飛行機雲!」
長く大きな飛行機雲が伸びて行くのを見て、水麗さんは手で飛行機の形を作る
「だけど彼ったら私より、自分の飛行機にお熱なの」
伸びて行く腕と歌を口ずさむ姿がとても可愛らしく私も飛行機雲に手を伸ばす
キューンキューン…
ーーーーーーーーーー
すみません意味不明ですね…
次回からまともになる様に努力します。
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くっきー(プロフ) - 音楽家と聞いて来ましたぁ!(音楽家大好きなのです) (2018年11月29日 17時) (レス) id: 1ae5ed5092 (このIDを非表示/違反報告)
成代遒 - 詠璃−エイル−さん» すみません!今作りますね…! (2017年12月6日 22時) (レス) id: eb873f1f0d (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - あっお話がいっぱいで書けませんでした…!! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - 更新します! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
雪少女 - 終わりましたー (2017年12月6日 19時) (レス) id: 8cbbc17253 (このIDを非表示/違反報告)
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