能力 28 ページ28
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｢あ、そうだ、影山｣
｢なんスか？｣
大方部屋の探検を済ませ、思い出したように影山を呼ぶ。影山はと言うとソファーに座って剣の手入れをしていた
｢私たち以外の生徒の能力って分かる？｣
これから一緒に魔物、もしくは能力者と戦うのだ。(一応)身内のことはしっかりと頭に入れておかないといざと言う時困るだろう。
｢………国見の能力なら分かりますけど……それ以外は分かんないっス｣
｢国見……あぁ、あの眠そうな？｣
確かG1Sで、さっき歩いてた時も一言も喋らず常に欠伸をしていた眠そうな男の子だ。
｢うす、同中なんで｣
｢へぇ、仲良いの？｣
｢……いや、そんなに、、、｣
｢そうなんだ。それで、その能力って？｣
仲良いのか聞いた瞬間突然の間と言葉を濁したので、これは聞いてほしくない事だな。と直ぐに話を逸らす
｢国見は回復系です。怪我したやつに能力をかけるとその場で寝ちゃうんですけど、3分くらいで外傷は全部回復します｣
｢回復系かぁ。確かに、チームを組むなら一人くらいは居た方が良いよね〜｣
｢うス、剣術も上手いです｣
｢なるほどね｣
しかし、一人分かった所で作戦もクソもないし、まだ時間は12時過ぎ、蝶についての聞き込みにも行きたい
｢ふむ、やることが沢山だな！｣
Aは考え込みながら嬉しそうに呟く
そしてAは影山に一言いって部屋の外に出た
そして彼女は外に出て右隣の部屋をノックした
確か廊下から見て左から瀬見さん、花巻さん、青根、二口、私たち、国見の部屋順だった。だから右隣にはニロがいる
予想通り " はーい " と気だるげな二口の声が部屋から聞こえた
｢はーい………って、んだよ、お前かよ｣
二口は明らかに嫌そうに眉に皺を寄せ、問答無用でドアを閉めようとしたので、私はドアの間に足を挟み閉めるのを阻止した
｢ちょっとだけ、話をしようよ｣
｢話すことなんてねーよ｣
｢なら、さっき助けた借りを返すと思って……ね？｣
｢…………ﾁｯ｣
この場での舌打ちは了承の意であった
Aは内心ガッツポーズしつつ、それを表には出さず嫌そうな顔をする二口にニコニコ笑顔を向け、部屋の中に入った
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0xx38t550360m7h(プロフ) - 甘納豆さんの作品大好きです!これからも頑張ってください! (2020年3月9日 12時) (
レス) id: 70db7652be (このIDを非表示/違反報告)
コアラランド(プロフ) - い､一体夢主ちゃんの後つけてたのは誰なんだ(;･∀･) (2020年1月10日 22時) (レス) id: 5b9d17e3ea (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ(プロフ) - 26ってもしかしてにr((面白いです！！パロ系の話大好きなので頑張ってください！！ (2019年12月22日 10時) (レス) id: 86e8f7f917 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！無理しない程度で頑張ってください (2019年12月19日 23時) (レス) id: 398e0a716f (このIDを非表示/違反報告)
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