続き ページ26
「義勇!!起きて、義勇!!」
「A。」
「良かった、死んじゃったのかと……!」
泣いて喜んでくれるAは、大正時代から変わってはいなかった。
そうか、自分は大正時代に生きていた冨岡義勇の生まれ変わりなのか。
「大正時代のこと覚えているか。」
そう問いかけると、Aは辛そうな顔をした。
そして意を決したように、俺の目を見て答える。
「うん、私達は大正時代のAと義勇の生まれ変わりだから。」
「そうか。Aは、ずっとそれを覚えていたのか。」
そして、ずっと俺に悟られないよう鬼と戦い続けてきたんだな。
「俺も、鬼殺隊にはい…」
「駄目。」
「なんでだ。」
「もう、鬼殺隊に義勇は入らせない。」
ずっと戦い続けてきたAの助けになれれば、と鬼殺隊に入ろうとしたところAに拒絶された。
俺の思いも聞かず。
「今は、鬼舞辻由来の鬼じゃないから、大正時代より遥かに弱い。それに、天元や無一郎、炭治郎に善逸、伊之助もいる。」
「俺も入ったら、少しはAの手助けにならないのか…?」
あまりに悲しくて聞いたら、Aは泣きそうに笑いそっと手を重ねた。
「義勇は、この手で、何回も私を助けてくれた。だから、もう、貴方にはこんな危ないことをして欲しくないの。」
「でも、俺は…。」
「どうしても、鬼殺隊に入りたいの…?」
首を縦に振ると、Aは下を向いて悔しそうに下唇を噛んだ。
そのまま、顔を上げた彩可は、目に涙をためて口を開いた。
「絶対に無理しないで、今世は私に貴方を守らせて。」
「……ああ、わかった。」
「なんだかんだ、また義勇と戦えるのが嬉しいよ。」
はにかんだ笑顔に、俺はまた惚れ直した。
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青魔導師(スマホ) - 最&高だった。それで、前に調べ物してる時に知ったんだけど、母乳や◯液って血から作られるらしい。という事はつまり……しばらくは困らないね? (2019年12月17日 0時) (レス) id: ac185f7a00 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - またリクエストいいですか?夢主柱で夢主は煉獄と協力して伊黒実弥にドッキリをする。煉獄が血鬼術で耳が遠くなったと伊黒実弥に話す。伊黒実弥信じて他の柱達に煉獄が血鬼術にかかった事を話してしまう。お願いします。 (2019年12月16日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
らむん(プロフ) - 美桜さん» いえ!こちらこそ、ありがとうございました! (2019年12月16日 4時) (レス) id: ff4d4c9823 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - らむんさん» ありがとうございます。煉獄の話良かったです。 (2019年12月14日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
らむん(プロフ) - プッツンさせたいなぁ…とか、色々考えているので楽しみにしててくださいね!! (2019年10月21日 8時) (レス) id: ff4d4c9823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らむん | 作成日時:2019年8月1日 2時