＿ONE-PIECE＿葉鶏頭が生まれた日 (ページ8)

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リザ｢ウィスキーピーク？｣

聞いたこともない島の名前に聞き返すリザ
するとまもなく答えたミスター９

ミスター９「我々の住む町だ…デス」

リザ「なんだその言語は」

ナミ「船もログポースもなくなったからそこに連れてけって？それはちょっと虫が良すぎるんじゃないの？ミスター９。クジラ殺そうとしといてさ」

ルフィ「いいぞ、乗っても」

あっさりと答えたルフィの言葉に甘えたミスター９とミスウェンズデー。
ルフィたちはクジラとクロッカスに見送られながら船を出しウイスキーピークに向かう

＿＿＿＿＿

なんとかウイスキーピークに到達した一同は町長のイガラッポイと名乗る男に出迎えられた
今夜は一つ、酒の席にでもどうかと

一味の男たちはどんちゃん騒ぎに交わり、かというナミもガタイの良いシスターと飲み比べ
リザは海賊を最初から快く出迎える彼らを怪しみ、あまり酒は進まなかった
そんなリザを見てホスト風のイケメンたちがリザの座るソファの隣に座る

リザ「…えっと、…あの」

「リザちゃんだよね？可愛いなーと思ってたんだよねぇ！」

「リザちゃん、どんどん飲んでね」

男にチヤホヤされたことのないリザ
焦っているようにも見える
おのおの宴を楽しむ一同、だが彼ら町民は決して麦わらの一味を歓迎しているわけではない
月が出たウイスキーピークの歓迎は続く

イガラッポイ「はっはっはっはっ。いや実にゆがっ‥が、ゴホンッ!!マーマーマ～～～♪
愉快な夜だ…！皆さんも楽しんでいただけているようで何よりです。

いやほんと、何よりで・・・」

皆それぞれ飲み疲れて眠ってしまったその夜中の事
誰かに頬を叩かれて起こされた

ナミ「ちょっとリザ！ちょっと、起きなさいよあんた！？」

リザ「ナミさん…？あ、あれ誰もいない」

ナミ「外の様子が変なの！サンジくんもウソップも起きないし
あんた一緒に来なさいよ」

リザ「え…」

外へ出てまず最初にナミはある方を指さした

ナミ「あ、みてあれ！」

リザ「え、どれ・・・て、いない！！！ナミさん!!どこ行ったの！？」

次にナミをみるとそこには誰もいない
驚き周囲を見渡すがやはり誰もいない