【あんスタ】おれのインスピレーション(愛)受け止めて？

ヤンデレ19 ページ25

ASIDE




ようやく犯人が見つけられ、一段落した私たち。




教室にはヤンデレ野郎と二人きり。






てかさ、首しめられたんだけど(真顔) ﾄﾞｰﾝｯ




よくそんなんで許せたな、私。
自分でも怖いわ



てかなんで私疑われちゃう？？
ずっとレオ先輩と一緒だったよね？？？



あのときのレオ先輩ちょーやばかったし

死ぬかと思った(泣)




「……って、ぁぁあああっ！？！？ど、どーしよ！！！これからライブじゃああんっ！！」



月「あ、そうだったな！んー…待って、今インスピレーション降りてくるの待ってるから……」



「あ、は、はい」


月「……んー？違うなあ。ここはもっとこう……フフーン♪」ｶﾘｶﾘ




レオ先輩はカリカリと五線譜に音符を描く。



す、すごいなあ……さすが、音楽の天才



月「…なあー、」


「え？わ、私？」


月「うん、お前。あのさあ？ちょっとおれにチューしてくれない？」




「……は？」




や、何？急にキスって？？

さすがに戸惑うよねぇ？





月「早く早く！！ラブソングだからお前の力が必要なんだ！ほら、どこでもいいから！」



「え、えー…」


まあ、曲が描けるならしてやらなくもないが……




私は、レオ先輩にそーっと近づく。



「し、失礼しまーす……」




うぅ…。近い近い…

こう近くでレオ先輩見たことなかったなぁ…

やっぱり綺麗な顔してる
あ、アイドルだからな





そして、ﾁｭｯと頬にキスした





「こ、これでいいですかね…？」




私はソローッとレオ先輩を見る。






……固まってる？




「レ、レオ先輩ー？しましたよ、キス……」




月「うがあああああああっ！？！？キ、キタぞ！！降りてキタぁああ！！！おぉ…っ！！な、何か今なら全世界の財産が掘り起こされる気がする…！！」



すごい勢いで五線譜を黒く潰してく



月「……でも、何かが足りないぞ。…考えろ、急げ…！！A！！」




「うえっ！？ハ、ハイ！！」



月「ちょっとチューするぞ！！」



「えっ！？！？」



ガッと肩を掴まれ、そのまま唇を合わせた。




ちょっとチューするぞ、と言われ一瞬にして唇を奪われるって……



この人作曲のためならチューくらい気にしないのか！？！？





そしてやっと唇が離れた。




月「……なあ、今、どんな気分？」



「はえっ！？！？/////」




そしてどんな気分か聞いてくる。

この人の思考回路わっかんねぇー……(泣)

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