私の家族はすとぷりです( ・∇・)

#10 ページ11

ころん視点

今は6月で梅雨まっさかり

いつもなら、シュアハウス内に元気な声がひびいてるけど

今日は違う


てか、ここ一週間まったく聞こえない

理由は１つ、Aが偏頭痛もちでしかも偏頭痛がけっこう重いから

梅雨の時期、毎日のように雨が降っているこの時期はAにとって地獄でしかないみたい

ここ一週間、ずっとリビングに布団をしいて寝込んでる

毎日、ぼんやりと布団でねながら外を見てる

かわいそうに


こ｢A大丈夫かぁ？｣

『うん...』

る｢なにかほしいものは、ありますか？｣

『ない...』

元気もないし..原因は偏頭痛ってわかってるけど...

やっぱり心配だなぁ

な｢昼ご飯できたよ〜今日は焼きそばだよ｣

り｢Aはどのくらい食べる？｣

『...いらない』

マジかぁ、A最近なんも食べてないじゃん

まあ、食べたくないし飯が喉を通らないんだろうけど

さ｢あ、じゃあさ、温かいスープ作るからそれ飲みなよ｣

『うん、スープは少しでいいよ』

のそりとAは布団から出てきた

こころなしか、もともと小柄だったのにもっと小柄になった気がする

ふらふらしてるし、ホントに大丈夫かな

昼めしを食べたあと、ずっとAは寝てた

ジェルくんがバイトから帰ってきてから、ずっとジェルくんの膝の上で冷えピタはりながら、ボーッとしたり寝てたりしてた


僕は、ジェルくんと入れ代わるかたちでバイト(ちなみにガ〇トでウェイトレスをやってる)にりーぬとなーくんといった

僕もだけどなーくんとりーぬも、Aのことが心配なのかずっとそわそわしてた

★ガス〇★

〜休憩時間〜

こ｢僕、めっちゃAが心配なんだけど｣

な｢わかる、俺も｣

り｢俺も!最近ずっと寝込んでるもんね..｣

ﾌﾟﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙ

な｢ん？だれのケータイ?｣

こ｢あ、僕のだ｣

〈〉←は電話など機械を通してしゃべるとき


こ〈もしもし？〉

る〈あっ!ころちゃんがでました!〉

さ〈ちょっとさとみにかわりました〉

こ〈どうしたの？〉

さ〈Aが熱だしてけっこう、体温も高いから病院いくから、なーくんとりーぬところちゃん帰ってきて!〉

こ〈マジ!?いますぐ帰るからAをよろしく!〉

さ〈できるだけ、早めにお願い!〉


な｢どうした？｣

こ｢ｶｸｶｸ ｼｶｼﾞｶ｣

り｢マジ!?早く帰ろう！｣

な｢ちょっと俺、店長に早退するっていってくるから俺の分も帰りのしたくしといて!｣

こ&り｢了解!｣

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