箱推しなので箱ごと守ろうと思う 参【鬼滅の刃】

佰弐拾玖 ページ29

.







カ「あらら、お待たせしてしまいましたか？申し訳ございません」




部屋にやってきたのは、みんなだいすきカナエちゃん。


もう一人ってカナエちゃんの事だったのね。




お「いいや、こちらこそ急に呼び出してすまないね」


『こんにちは、カナエちゃん』



言うと、笑顔で挨拶を返してくれた。うん可愛い。





お「早速だが、本題に入ろうか。



……先日の任務で、柱が一人、殉職した。

まだ他の子達には話していないんだけれどね、君達に先に言うべきだと私が判断したんだ」



『…そう、ですか…………』


カ「……とても残念なことですね………私達に先に話したのは何故でしょうか…？」


お「あぁ、それはね、胡蝶カナエ。君に、新しい柱となって鬼殺隊を支えてもらいたいからだ。引き受けてくれるかな」


『(…！！！！！)』



ええぇぇぇ原作にも無い貴重な任命シーンを目の前で見てしまったぁぁぁ！



カ「……はい、誠心誠意、務めさせていただきます！」


お「ありがとう。カナエならそう言ってくれると思っていたよ。


他の柱の子達への紹介は後日行う。鎹鴉から連絡を受けてくれ。話は以上だよ、Aにあと一つだけ話がある」


カ「それでは、私はお先に失礼致しますね」




元気に挨拶したカナエちゃんが部屋から出ていった。




『…その、殉職した柱というのは…』


お「…….あぁ、Aと同期の子だよ。だから君にも話を聞いてほしかったんだ」


『…そう。そうかい……』



実際に会ったのは最終選別の一回しかないんだけどね、やっぱり同期って心強い存在だからなぁ…そっか……



お「重荷を背負わせるようなことを言うが、これで鬼殺隊にいる歴が一番長いのがAだけになってしまった」


『……………………』




お、重荷ィィィイ……！！重荷にも程がある…！！


わざわざ言わんでもええんとちゃうの…！！！



そっか……私が一番古参になったのか…なんかすご…




お「Aの事は本当に頼りにしているよ。これからも、よろしく頼む」


『……うん、こちらこそ。それで、私にもうひとつ話があるんだろう？』


お「あぁ、そうだね。

…君に会いたいという人がいるんだ。珠世という、鬼舞辻無惨の呪いを自ら断った鬼だよ。


Aには、珠世さんに会いに、今から浅草へ向かってほしい」


『……………御意』





ここでエンカウントイベント来るかー。


マジで最近密度濃いな？







.

佰参拾→←佰弐拾捌

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す