箱推しなので箱ごと守ろうと思う 参【鬼滅の刃】

佰拾玖 ページ19

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煉「うまい！うまい！！」


『んぅ〜……うまぁ………………』


煉「うまい！！！！」


『うまいねえ…………



…あれ、なくなっちゃった……』


煉「俺のをやろう！」


『ありがとうっ！…もぐもぐ…………うまぁぁ……』



煉「すまない！そこの君！同じのをもう十個ずつ頼む！」


「えっ！？かっ、かしこまりました…！」





呉服屋で良さげな着物を買い、良さげな銭湯を見つけたのでそこで海水を落とした。


そして今は、甘味処。





御品書きの甘味を制覇したところで、話を切り出す。





『…もぐもぐ……そういえば、よくこんな所にある甘味処を知っていたね？』


煉「む！実は弟子を取ることになってな！そいつに教えてもらったんだ！」


『…おや、そうなのかい？』




煉獄さんの弟子？


弟子？




……みつりちゃん…？





煉「甘露寺蜜璃と言うんだが」

『ほう是非会いたいな』


煉「よもや！俺から提案しようと思っていたが先を越されたな！」


『ハッハッハ！』





エンカウントイベント来たァァァ！！！





煉「と言っても、彼女はもうすぐ最終選別だから会うのはもう暫くしてからだな！」


『そうかい、じゃあ暇ができたら教えておくれ』


煉「わかった！」



『……あ、君！おはぎをもう十二個頼むよ』


「…お客さん…悪いが他のお客の分がなくなっちまうんで……」



『…………………そうかい…』





「……あと五つなら」


『…！じゃあ五つ、頼むよ！』







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＿＿＿＿＿







その後一旦屋敷に帰ると言う煉獄さんと別れ、刀のメンテナンスのためひとりで刀鍛冶の里へ向かう。





『(っふぃ〜〜食った食った……やっぱり人の金で食う甘味は格別やぁ…)』




自腹のつもりだったから何も考えず食べてたんだけどね、まさか全額奢ってくれるとはね。

相当な額だったと思うんだけど…今更だけど申し訳なくなってきたな。今度は私が奢ろう。そうしよう。






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