箱推しなので箱ごと守ろうと思う 弐【鬼滅の刃】

陸拾参 ページ13

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『(あっホントだ痣じゃんコレ)』





【悲報】私氏二十五で死





いやいやいやいやいやいやいやいや、死なない為に私ちゃんと研究とか頑張ってんだから！お館様の痣の研究と同時進行で！！書物とか読み漁ってんだから！！今のとこなんにもわかってないけど！！


あ〜でも自分に痣できたら研究とかしやすくなりそうだな。自分の血とか調べてみればいいんだし。おぉ、ちょうどいいじゃん。





「…あの、Aさん…？」


『あぁ、これは水芙蓉の花弁だね(多分)。蓮の花と言った方がわかりやすいかな？』


「蓮の花……ぁ、Aさんの瞳と同じ…」


『うんうん、そうだね』




私、何かと蓮の花に縁があるなぁ。


……多分転生したからやなぁ。




『このことは、他の人には内緒にしてくれないかな…』


「……え？あっ、わかりました…！」


『うん、君と私だけの秘密だよ』


「(Aさんと私だけの…！！！！)はい！！！！」


『………さて、そろそろ私は一眠りしようかな』





本格的にきつくなってきた。


痣って三十九度以上になったら発生するんだっけ…ってことは私今どちゃくそ高熱なのでは…インフルなのでは……キッツ…




……ていうか、痣発生時って、寿命の前借りしてるんだよね？現在進行形で寿命縮んでるんだよね？ヤバくね？え？原作始まる前に命尽きたらわたし死んでも死にきれんぞ？


……これは早く治さなければ…！！！



体温の上げ方は知ってるけど下げ方知らん！練習しとけばよかった！くそー！！





『体温下がれ体温下がれ体温下がれ体温下がれ……






……………………zzz』







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起きたら小芭内くんいました。



姉様が大変な時に屋敷に居ないなんて俺は何の為に生きてるんだ的な懺悔を一人ブツブツ言っていたので秒速で止めました。





身体はもうすっかりきつくない。体温も通常に戻ったようだ。てことは痣もないかなよかったよかった。


一眠りするだけでインフル並みの熱治すって私の体優秀すぎ…偉いね身体……お前がいてくれてよかった…






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