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悪魔に似合わない“依存”という言葉が脳裏に過ぎる。
悪魔が依存なんて余程のことがないと無理な事だ。
だからゾムは…そのうち私に飽きるだろう。
そんなことを思っていれば学校の門が見えてきた。
「みろよ、あの女の子
「え、あの
「いや、でもあの女の子理事長の孫だろ？？ほら、入学式ん時理事長が自慢してたポスターと同じ子だよ」
「わ、ほんとだ」
「どんな仲なんだろう…」
ヒソヒソと周りからそんな声が聞こえてくる。
……え？？？？？
ゾムってそんな危ないヤツだったの？？？？？
そんな中、ゾムが会話後聞こえたのかヒソヒソ話しながらこっちを見ていた人たちにガンを飛ばすと「ヒィっ！」と逃げていった。
「…ちっ」
『まぁ…嫌になる気持ちは分かるけどあまり睨まない方が…』
「…おれ、こんな性格だし見た目怖いってみんなから逃げられんねん…」
……うん、なんかわかる気もする…。
「だけどAだけは逃げずに遊んでくれたから嬉しかったんや」
あれは……逃げられなかったの方が正しいけどな！
「オレ…Aのそばに居ること迷惑？また知らんうちに嫌な思いさせてたんかな…」
『……』
しゅん、としてるゾムを可愛いと思ってしまう私は決して悪くないと思う。
だけど、それだけの理由で突き放すのは身勝手すぎるよね…。
『私はね、確かに最初の頃何だこの子は！ってなったけど別に迷惑なんて思ったことないよ。私は別の理由だけど、ほかの悪魔と関わってこなかったから付き合いとか分からないし…ゾムから来てくれて嬉しかったよ？』
…離れようとしたことは内緒だけど。
「ッ〜〜！！A！！やっぱ俺にはAしかおらんわ！！」
ガバッと抱きついてこようとしたのをするりと避ける。
『でも！！！仲良いのはいいけど！！ゾムくんちょっと距離近すぎじゃない！？周りに勘違いされちゃうよ？』
「オレは別にええもん…むしろその方が……」
『…え』
「っ！やっぱなんでもない！！ほら、はよ行こうや！今日使い魔召喚やろ！」
『う、うん』
使い魔用の大きいホールにゾムと来たが……
やはり先生が来る前に立ち去るほうがいい気がする。
もし始まってしまったら……先生の印が入った羊皮紙を使ってしまったら……先生を召喚することになる。
そうなればかなりの問題だ。
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つみき - 胸がキュンキュンしました。続きが気になりますので更新頑張って下さい！！ (2月15日 5時) (
レス) id: cc34758b39 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - 貴方様の作品がものすごく好きです✨いつも応援しております✨(TwitterにてDM失礼します) (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
るな - やばい尊すぎでは！？お話好きすぎてやばい( °ཫ°)更新頑張ってください！！ (2022年8月28日 12時) (レス) @page38 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - えっ 好きぃぃぃぃ!!! 尊い! 更新頑張って下さい! (2022年7月15日 21時) (レス) id: 071f0c3ec5 (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ - はぁぁぁぁぁ 神ぃぃぃぃ こーしんがんばれぇ！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2022年4月26日 21時) (レス) @page36 id: 8c904fdfcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2021年11月22日 19時
