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kn「つーことで、こいつに気安く触んな。ましてや女に初対面でがっつくなや」
「なっっ…！！」
男子生徒は顔を真っ赤にして震えている。
「は、はぁ！？ちょっとかわいくて
ま、まさかの私にヘイトが…
それに驚いているとその男子生徒は大きく拳を振り上げる。まさか手を出してくるなんて思ってもいなくてキュッと目を瞑るとバチン、といい音が聞こえる。
痛みが来ないからそっと目を開けると目の前には見慣れた制服…ゾムが立っていた。
男の拳を手で受け止めた状態を見ると、助けてくれたらしい。
zm「お前…誰に手ェ出そうとしたかわかってんのか？」
「お、お前は…！」
kn「やっと来たか…」
zm「たかが
kn「こういう立場把握してないアホってむかつくんよなぁ」
sha「そいつ貰ってもええ？」
zm「え〜…まぁしっかりやってくれんなら」
私抜きでどんどん話が進んでいく。あまりの出来事に対応できないでいると不意にゾムに腕を引かれて腕に収まる。
zm「ま、もうええわ。Aは回収するで」
腕を引かれてその場から離れていく。
シャオロンは笑顔でこちらに手を振って、コネシマは何もせずただただ困惑して腕を引かれた私をじっと見ていた。
角を曲がって姿が見えなくなり、しばらく歩くと廊下で止まる。
zm「はぁぁっ」
『えっ』
いきなりしゃがみこんだゾムに驚く。
zm「ほんまごめんな…怖かったやろ」
『怖かったけど…結果的にはちゃんとゾムは助けに来てくれたし、コネシマとシャオロンも来てくれたから…』
zm「んんん…でも、わがままだけど俺が一番に助けたかった」
落ち込んでいるゾムに少し嬉しく思ってしまうのはおかしいだろうか。
『気持ちだけでも本当にうれしいよ。それに助けてくれたんだし私は感謝しかないよ。だからほら、落ち込まないで、ね？』
一緒にしゃがみこんで顔を覗くとゾムは嬉しそうに笑った。
zm「っ〜〜〜！！ほんま、好きや…一生ついてく…」
『は、恥かしいんだけど…』
ぎゅ〜っと抱きしめられる。数秒すると離れて立ち上がった。
zm「教室行こうか、多分もうみんな待ってるで」
『あ、でもコネシマ達どうしよう』
おそらく…あの生徒はボコられる気がする…。私も馬鹿ではないし雰囲気は察した。
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つみき - 胸がキュンキュンしました。続きが気になりますので更新頑張って下さい！！ (2月15日 5時) (
レス) id: cc34758b39 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - 貴方様の作品がものすごく好きです✨いつも応援しております✨(TwitterにてDM失礼します) (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
るな - やばい尊すぎでは！？お話好きすぎてやばい( °ཫ°)更新頑張ってください！！ (2022年8月28日 12時) (レス) @page38 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - えっ 好きぃぃぃぃ!!! 尊い! 更新頑張って下さい! (2022年7月15日 21時) (レス) id: 071f0c3ec5 (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ - はぁぁぁぁぁ 神ぃぃぃぃ こーしんがんばれぇ！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2022年4月26日 21時) (レス) @page36 id: 8c904fdfcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2021年11月22日 19時
