閉ざした思い【あおい】

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あおい「A！おはよ！」


「うん」


あおい「相変わらずだな〜いつ俺に惚れるの？」


「惚れるわけないでしょ」


あおい「ぜってえ惚れさすわ」


「あっそ」


あおい「あおいくん悲しいぞ☆」


「よかったね」


あおい「ひどっ、俺泣くわ」


「どうぞ」


あおい「うわーん(棒)


ん？あれ梨花ちゃんじゃん」


梨花「あおい先輩！おはようございます！はぁ…はぁ…」


あおい「なんでそんなに息切れてんの？ｗｗｗ」


梨花「あおい先輩見かけて…急いで走ってきて…」



あおい「そっか、ありがとう」


梨花「って…A先輩いたんですか」


「あー、うん…」


梨花「あ、A先輩、髪になにかついてます」


「え？」


梨花「取ってあげますね


ん〜、」



そうやって背伸びして天使みたいな顔や声で私の髪の毛に手を伸ばす


でも、それは悪魔で


梨花「早く消えてよ」


耳元で微かに低い声で呟かれる


離れる時の冷たい目に背筋が凍る


その後に天使のように笑う


怖い…


「ごめん、もう行く…」


あおい「あ、A！」


梨花「A先輩どうしたんでしょ…」


あおい「………」

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