鬼に気を許す私は、鬼殺隊にいる資格はないのでしょうか？弐【鬼滅の刃】

肆拾肆 ページ1

貴方Side




悪菜の稽古も終わり、暇で暇で暇で仕方ないAですぅ。



助けてください。



暇で死にそうです。






「久しぶりだな。」


『！？

あ、無惨じゃん。やっほ。』


無「無事に解決したらしいな。

良かったではないか。」


『うん！でもまだみんなと普通に喋れないんだよ。ﾊﾊﾊ』


無「....鳴女。」


ﾍﾞﾍﾞﾝ

『わ！ちょっ、ちゃんと言ってからにしてよ。』


無「すまない。

誰と今会いたい？」


『んー、猗窩座かな。』

無「わかった。」


「うわ、なんだ？ん？おぉ、Aじゃないか。

久しぶりだな。どうしたんだ？」


『猗窩座！ただ会いたかっただけ！』


猗「！////そ、そうか。」


ん？なんだこれぇ。



『ねぇねぇ、これなに？なんかの書？』


「「！なんでもない！」」


うわ、シンクロしてる。

『え、そんなに貴重なの？ちょっとくらい見せてよー！』


ｸﾞｲｯ

無「なっ！」


ん？なんだこれ....？


『性能.....の血....星月.....家系？』


うそでしょ....ばれてたの....



『ｽｯ、本気なの....？』


構える体制を取る。

狙われているなら、そうするまで。



無「いや、本気ではない。ただ気になっているだけだ。」


『あら、他にもいっぱいあるみたい。１０以上の数だね。

欲しいの？この血。だったらあげるけど。』


無「いや、いらない。

お前を汚すなどできぬ。」


絶対に騙されない。


『ほんとかなー？』



無「あぁ、二個目の性能を見つけるまでは....」






え？





２つ目の？





性能？






性能って一つじゃないの？



『２つ目って...どういうこと？』


無「、、、気にするな。とにかく、私達はお前を狙ってなどない。」



まぁ、今は別にいっか。


こんなに言うなら...ね。




『わかった。じゃあとりあえず帰して。地上へ』


無「あぁ、そのつもりさ。鳴女。」


ﾍﾞﾍﾞﾝｯ





ふぅ。


２つ目って....なに？

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