50.その後 in爆豪部屋 ページ6
「おい」
ンで逃げんだ。目がそう言っていた。
「いやあの…もうちょっと心の準備を…」
キスされそうになって思わず体を後ろに引いてしまった。
「い、嫌な訳じゃないから…」
至近距離で紅い眼を見つめて顔が熱くなったため目をそらす。
「誘ってんだろ」
更に彼は近づき、私は身を引いた。
「あっ」
仰け反ってたから背中が床についてしまった。逃げ場が
「ねぇだろ？」
とんっ。
顔の横に手をつかれる。正面にはニヤリと笑う勝己くん。
床ドンですよね。知ってます。
鼻先がつきそうになった時、
バンッ！
「爆豪頼むすーがく教え…え⁉」
切島くんの声。
彼はグリンッとドアの方に首を回して怒鳴った。
「ノックしろや‼」
「わ、ワリィっ！」
バタンッ！と慌てて閉まるドア。
「チッ…ジャマが入ったが、まァいいわ」
なんか続行しようとしてる！
「いやよくないよ！たぶん誤解招いてるよ！」
両手で胸板を押してもビクともしない。
「は？誤解なんかねェだろが」
「2人でいつもこういうことやってると思われても困るっ」
「思いてぇ奴にはそう思わせときゃいンだよ」
「そういう問題じゃないわ！」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
唇が重なりそうになり、思わず目を閉じた瞬間、
バンッ！
「よー爆豪！春乃に手ぇ出…しとるッ‼」
「わぁお」
「さっきから何なンだよ…‼」
「切島からおもしれー話聞いてな。確認よ、確認。行こうぜ上鳴。こいつァクロだ」
「昼間からイチャつきやがって…見損なったぜ爆豪っ！もういいっ帰るっ！」
「ああああ‼口止めええええ‼」
瀬呂くんと上鳴くんの背中に伸ばした手は、虚しく宙をさまよった。
結局話は広まった。埋まりたい。
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緋蓮。(プロフ) - 暗黒破壊神@さん» ありがとうございます！がんばります！ (2019年4月10日 21時) (
レス) id: 011903e6a6 (このIDを非表示/違反報告)
緋蓮。(プロフ) - 真緒さん» 爆豪ですかね。ありがとうございます！笑がんばります！ (2019年4月10日 21時) (レス) id: 011903e6a6 (このIDを非表示/違反報告)
暗黒破壊神@ - かっちゃんからの告白って夢みたいです！更新頑張って下さい！ (2019年4月7日 9時) (レス) id: bd44181088 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - 爆轟勝己様の笑顔など、神の領域ですわ！観音様と並べても違和感ありませんわね！！…笑笑 かっちゃんがクソかっこよくて悶えました。これからも頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年4月6日 11時) (レス) id: d8ce241943 (このIDを非表示/違反報告)
緋蓮。(プロフ) - とれたての乳酸菌さん» えへへありがとうございます！！←頑張ります！ (2019年4月5日 23時) (レス) id: 011903e6a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋蓮 | 作成日時：2019年3月28日 21時
