第3話 ページ5
gt side
限界メンバーとゲームをし、解散するかぁって時にたらこから話があると言われ､ちょっと近くの店で飲むことになった。
たらこの後を追って店に入り席に着く。俺はお酒が入る前に話を聞こうと口を開いた。
gt「で、話って何？たらこ」
tr「まぁ単刀直入に言うと…居るね」
gt「は？何が？」
意味の分からないことをたらこが言う。まだお酒入ってないはずなのにこいつは天然アルコールでも入ってんのか？
tr「結論から言うとぐっちの住んでる部屋、霊居るよ」
gt「ふーん…は？マジで言ってんの？」
tr「これはガチ」
たらこが真剣なトーンで話す。こんなに真剣なたらこは稀に見るガチたらこ(?)だから本当なんだろう。
gt「…お祓いして引っ越すか」
tr「まぁ最後まで話聞いてから決めてよ。まず、悪霊ではないわあの子」
gt「ふーん…それだけ？」
tr「んー、見た目とかも結構良かったよ」
gt「見た目て…可哀想だろ」
tr「中性的な見た目の美形女子大生っぽいんだけどさ､どう？」
見た目で判断するのも良くないだろ、と思いながらたらこのその幽霊の話を聞く。
tr「ま、見た目とかそういうのは置いといて、1番は可哀想やなぁって」
gt「なんで？」
tr「まぁ…悲しみを感じるねあの子から」
悲しみねぇ、なんだろうと考えながらさっき来たお酒を口に含んだ。1口ぐらい流石に酔わんやろ。
tr「俺がふと見た時に目合っててんけど､その時に哀しみに満ちた顔で微笑んでた｡なんなら声も聞いたんだけどさ、話してる内容があの子の悲しみを語ってたね」
gt「へぇ…しかもそれ女子大生なんだろ？そら幽霊になるわ」
なんか前に会った人にもこんな感じの人いた気がするなぁと思いながら話を聞いた。まぁ俺もそんな子を放っておく屑では無いんでね、見るだけ見とくか｡
gt「とりあえず俺も見てみたいんだけど」
tr「ぐっちならそう言ってくれると思ってもうそういう関係の知り合いに話つけといた。明日の朝イチね」
gt「…え、行動はや」
tr「ちなむと霊感的な感じで見えるようになるわけじゃないからその子以外の霊とかも常に見るけど大丈夫？」
gt「んー大丈夫」
やば、ちょっと聞き流して適当に返事したけどわんちゃんダメだったかもしれん。まぁいいやと思いそのままたらこの話を聞いた。
tr「まぁもし失敗とかしても俺が金銭面では負担するからさ」
gt「おーありがとありがと」
そのあとはたらことだだ喋りして家に帰った。
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らっぴょこ(プロフ) - 分かります…本人様方が決めたことだから応援したい気持ちもあるんですけどやっぱり気持ちが追いつかないっていうかなんというか……作者様も無理はしないで下さいね！応援してます (2022年6月26日 22時) (
レス) @page18 id: d6878be433 (このIDを非表示/違反報告)
りべら(プロフ) - めちゃおもろいじゃないっすか…w この作品すごい好きです (2022年3月19日 11時) (レス) @page11 id: a02abf5dd5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - ストーリー性めっちゃ好きです！無理せずに更新頑張ってください！💪 (2022年3月2日 1時) (レス) @page9 id: c736d56ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青りんご | 作成日時：2022年2月13日 18時
