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五条をいつか絶対に封印してやる!! ページ4

五条の持っている赤福程度なら絞りカスみたいな呪力でも何とかなったが、五条本体には何にもできない。

マジで五条アイツチート過ぎるんだよ……!


「ふはは、ざまぁみろ……ぉ……?」

「ん?A?」


視界が霞み、ふらりと体がよろけた。

そこを咄嗟に五条が腕を伸ばして支え、地面に倒れるのだけは防ぐ。


「え、もしかしてさっきので呪力尽きたの??嘘でしょ??」

「誰もがアンタみたいに無尽蔵な呪力持ってるワケないんだよなぁ……!!!」


ザッコ!と呟き、口元に手を当ててププーwwと笑う五条を睨みつつ、私はそう吐き捨てた。


「いやいや、僕に嫌がらせするためだけに残り少ない呪力使うって……やっぱりAってバカだよねぇー」

「うるっさいんですよ…!!!!」


チッと舌打ちし、私は暗く沈んでいく意識の中誓った。


コイツいつか絶対封印してやる……。



と。




⭐︎



目を閉じたAを抱え、五条悟は高専へと瞬間移動した。

医務室の扉を豪快に足で開き、迷惑そうな顔をする家入にやっ、と片手を上げる。


「やっほー硝子!」

「ハァ……徹夜明けの頭に響くって言っただろ、その開け方……」


怠そうに机に伏せる硝子に、五条は馴れ馴れしく肩を組み、


「もー!硝子の大好きな後輩ちゃんが怪我したから連れ帰ってきてあげたのにさぁ」

「!?っAが……!?それを早く言え、五条!!早くAをそこに寝かせろ!!」


自分が可愛がっている後輩の名に、慌てて硝子が顔を上げる。

そして青い顔をして五条に担がれているAを見て、焦った顔をしながら硝子は指示を出した。

それに、「りょうかーい」とのんびりした言葉を返し、五条がAを白いベッドの上へと寝かせる。

家入硝子→←五条もクソ



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リュウイ - 続編も見ました!!面白かったです!また続き待ってます! (2月8日 15時) (レス) @page50 id: 2148135a94 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - (Rin)さん» ありがとうございます!いつも見ていると言ってくださり嬉しいです☺️これからもよろしくお願いします! (1月5日 23時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
(Rin)(プロフ) - いつも見てます!応援してます!! (1月5日 22時) (レス) id: a9de1c3c9c (このIDを非表示/違反報告)
みるく - ゆゆさん» 本当にありがとうございます〜〜〜!!😭まだ分かっていなかったので嬉しいです!これからもどうぞ読んでくださいね🙇 (12月24日 9時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!! 続編の行き方なんですがまだ分からなければなのですがお話を追加の所が50話になると自動で続編へ移行に変わりますよ!続編でも頑張ってくださいね! (12月23日 18時) (レス) @page49 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずき | 作成日時:2022年5月22日 17時

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