コナンside ページ20
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コナンは凄まじいスピードで自分達から離れる女性、Aに付けた盗聴器兼発信機を急いで起動させた。
メガネのとある部分に触れると、発信機から発せられる電波が彼らの位置をコナンに知らせる。
そして、コナンは向こう側で交わされるボソボソとした会話を聞き取ろうと、必死に耳を凝らした。
『………任務……急げ……！』
『えー……伊地……任せ…』
『ふざけ……！！早く…夏油…輩…』
『えっ！！……傑いるの！？』
余りのノイズの酷さにコナンは一瞬顔を歪めたが、それでも必死にその会話を聞き取ろうと耳を澄ませる。
(何だ……！？任務！？やっぱりアイツらは……っ！！)
実はノイズの原因は2人が体に纏っている呪力のせいなのだが、そんな事は知らないコナンは、こんな時に……！と盗聴器の不調に歯噛みする。
しかし、時々交わされる“任務”という言葉……。
やはり黒の組織のメンバーか、とコナンは思い、内容を気にしている安室にもその旨を伝えた。
それに頷き、顎に手を当てて考え込む安室。
(妙だな……黒の組織なら、情報屋の僕の耳に入って来てもいい筈だ。最初は組織の暗部かと思ったが、奴らの内の1人は“あの”五条家の御曹司…)
(自己中そうな彼が暗部でひっそりと……なんてものをやっているとへ思えない)
ｰｰｰｰｰｰｰｰまさか。
(ラム達に近しい人間か………！！？)
安室が真剣な表情で考えた推理…………残念ながら、大外れだった。
しかし、安室達は気が付かない。
呪術なんてものを使うファンタジーな存在が居るなど考えもしないし、彼らは根っからの探偵だ。
ｰｰｰｰすると突然、盗聴器から音が拾えなくなった。
「っ！！？何だ……！？」
『探偵ごっこは充分かな？これに懲りたら勝手に盗聴器とか付けんなよー』
ブチッ。
っ！！！とコナンは息を呑んだ。
突如盗聴器から聞こえてきた低い声、そして回線の切れた音……。
気づかれて、潰されたのだ。あの白髪の男に。
それなら、敢えてあの会話をしたと言うことだろう。
聞かれてもいい、又は此方をおちょくるため……？
ギリ、とコナンは奥歯を噛み締めた。
(五条悟……アイツの秘密、ぜってぇ暴いてやる！！！)
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リュウイ - 続編も見ました！！面白かったです！また続き待ってます！ (2月8日 15時) (
レス) @page50 id: 2148135a94 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - (Rin)さん» ありがとうございます！いつも見ていると言ってくださり嬉しいです☺️これからもよろしくお願いします！ (1月5日 23時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
(Rin)(プロフ) - いつも見てます！応援してます！！ (1月5日 22時) (レス) id: a9de1c3c9c (このIDを非表示/違反報告)
みるく - ゆゆさん» 本当にありがとうございます〜〜〜！！😭まだ分かっていなかったので嬉しいです！これからもどうぞ読んでくださいね🙇 (12月24日 9時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！ 続編の行き方なんですがまだ分からなければなのですがお話を追加の所が５０話になると自動で続編へ移行に変わりますよ！続編でも頑張ってくださいね！ (12月23日 18時) (レス) @page49 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずき | 作成日時：2022年5月22日 17時
