毒舌度99% ページ16
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私の発言にカルマが首を傾げた。
「え?毎年サボってたじゃん?何を今更」
『聞いてよ。それ私悪くないの』
「いやいや。バスケなんて参加せずに生徒会のテントでボーっとしてたじゃん」
『待って、何で知ってるの?』
あと、ボーっとしてたのはしたくてしてたんじゃないのよ。
する事なかったんだもん。
「ねー、皆!!」
「「「おぉーー!!」」」
突如、メグにそんな事を言われ、女子は一致団結。
私は話を聞いてなかったようで、当然ながら乗り遅れる。
さ、女子は移動!!と言われ、私も慌てて立ち上がろうとして………やめる。
よく考えたら参加出来ないもんね。邪魔なだけか。
座ってる私に気付き、メグに早くおいで?と声を掛けられる。
「Aは女子じゃないから行かないってさ」
そして私の代わりに勝手の答えるカルマ。
全然答えになってないけど。
『女子ですぅ!!』
「じゃあ行けば?」
………成る程。カルマは私が行かない理由を察してるようだ。
その証拠に楽しそうな笑顔で私を見ている。
知ってて言ってるんだ。ホント腹立つ。
「A?」
『えぇっと………私は命令によって参加出来ません……』
「「「命令?」」」
私の発言には今度はクラス中が反応した。
「誰の命令?」
「何したの?」
「1年の頃から問題行動起こしてたのかよ」
そんな言葉が八つ裂きに繰り出される。
『………。』
それにどう答えればいいのか分からず、カルマを見ると言えば?と言われるだけ。
………うん、後でね。と呟き、私は取り敢えず女子に着いて行く事にした。
流石に男子にまで言ったら馬鹿にされる。
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葵(プロフ) - 霞折さん» わー、ありがとうございます!!返信遅くなって申し訳ない!!イラストは有り難く拝ませゲフンゲフン 載せさせて頂きますね!! (2017年7月6日 7時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
霞折(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kyuusann2/ 描かせていただきました! (2017年7月4日 14時) (レス) id: 05e6506d61 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 霞折さん» 素敵な感想ありがとうございます!わざわざイラストまで恐縮です……!(歓喜) まだまだ続いているので読むのも大変かと思いますが……これからも今作品共々よろしくお願いします! (2017年7月2日 20時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
霞折(プロフ) - ちょくちょく入る官能的なシーンがもう最高です…ちょっと時間がある時に主人公ちゃん描きたいと思います好き……最高の作品をありがとうございます! (2017年7月2日 15時) (レス) id: 05e6506d61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - あ、ごめん。名前ミスりました! (2016年12月31日 22時) (レス) id: fd9cf3b3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2015年10月16日 18時