検索窓
今日:15 hit、昨日:23 hit、合計:875,961 hit

毒舌度75% ページ36

ーー…





『………。』

「………多少濡れても良いからあがって」

『………ぉ、お邪魔します…』





結果、全く抵抗できず、私はカルマの家まで連行された。

玄関先でも渋っていると、脱がすぞと脅迫され、慌てて靴を脱ぐ。

今の目がガチだった。本気でやりかねん。





「………そこ、一番手前のドア開けたとこリビングだから待ってて」

『あ、はい……』


言われた通り、すぐ手前のドアを開けて中に入る。





リビングと言うが、ソファーに机、正面にテレビ………なんと言うか、あんまり生活感がない。

シンプルと言うと聞こえは良いけど、バッサリ切り捨てると殺風景だ。





どうしようかとその場で立ち止まっていると、後ろから頭にタオルを乗せられた。


『わッ…』

「拭きなよ。風邪引くし」

『あ、うん…』

「あと…そのパーカー脱いで。んで、こっち着て」


テキパキと指示され、私はその通りに動く。

大分湿ってる…てか濡れてるパーカーを脱ぎ、ブラウスが濡れてない事を確認。

が、少々冷えたみたいでブラウス1枚だと寒かった。

私はカルマからパーカーを受け取り、ノロノロと腕を通す。





『………デカい』

「まぁ俺のだしね。ちょっと小さくなったと思ったんだけど…」

『うん。私とサイズが合わないって言いたいんでしょ?それ以上言うな』


ハイハイ。と笑うカルマに怒りを覚えながらも、私は乱雑に髪を拭く。

その時鼻を掠めたのが、何時もは感じない匂い。





『………。』


私は手を止め、何となくパーカーの匂いを嗅いでみる。

見事当たり。

これはカルマの匂いだった。

毒舌度76%→←毒舌度74%



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (229 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
518人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業 , 赤羽カルマ   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 黒猫れもんさん» 楽しみにしてもらい光栄です。part3以降ですが、未だに訂正が終わってない為、公開する事が出来ません。一ヶ月程の時間が掛かりますが必ず公開致しますので、それまでお待ちください。こちらの勝手な都合で申し訳ございません。 (2016年12月25日 17時) (レス) id: 014c775145 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - あの、続編観覧のパスワード教えてくれませんか?_| ̄|○ (2016年12月25日 16時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - サヤさん» あ、こっちも遅れた、ごめんね!!わざわざありがとう!!アッはい。直しておきます(`・ω・´)キリッ (2016年12月24日 18時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 訂正完了おめでとー!!杉野君の言葉「転入生」じゃなくて「転校生」じゃないかな?私が間違ってたらごめんなさい!! (2016年12月23日 21時) (レス) id: fd9cf3b3b1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こいさん» ……え………?毎日一緒だと疲れますよ……? ありがとうございます!!これからも頑張ります!! (2016年1月22日 21時) (レス) id: 6f13f8d266 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025  
作成日時:2015年10月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。