【赤羽 業】毒舌少女は元A組!!part2

毒舌度６０％ ページ21

ーー…





「お早うございます、みなさん」

「「「(((元に戻っちゃった!!!)))」」」


翌日、教室に行くと律は………転入1日目の姿に戻っていた。

素っ気ない感じからして、機能も戻っている気がする。





『なんでそうなったぁ!!!』


私は思わず頭を抱える。

折角!!仲良くおしゃべりしてくれると思ったのに!!!





今にも発狂しそうな私に対して、開発者(持ち主)の意向だから従うしかない。と説明してくれる烏間先生。


「うーん…。開発者(持ち主)とはこれまた厄介で…親よりも生徒の気持ちを尊重したいんですがねぇ」

「………攻撃準備を始めます。どうぞ授業に入ってください、殺せんせー」


殺せんせーの言葉は届かず、律は中まで攻撃態勢。









授業を進めないワケにはいかないのか、殺せんせーが授業を始め、皆が迷惑そうに授業を受ける。


『先生。これはもう授業をやめるしかない』

「なんでですか!!しっかり進めますよ!!」

『数学眠い』

「カルマ君に起こしてもらいなさい!!」


と、殺せんせーは言うが、隣のカルマはもう既に爆睡。

私が顎でカルマを指し、殺せんせーにアイコンタクトを取ると、殺せんせーに起こしなさい!!と言われる。





『………。』


普通に起こすのはつまらないと思い、私は何かを仕掛けようと立ち上がった。





すると律が起動する。

え?私の行動は何かの合図だったの??





何て考える間も無く、皆は瞬間的に攻撃をガードする体制に。









＿＿＿＿＿ジャキンっ………!!









………………機械音と共に展開したのは、銃ではなく、大量の花束だった…。

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