毒舌度21% ページ23
_____カルマside
皆が京都を歩いている中、何故か二人は………Aと茅野ちゃんは、幸せそうな顔でシュークリームを頬張っていた。
Aが甘い物好きなのは知っていたけど………ここまで豹変するんだ。
つい面白くて、Aを見ていると、
「カルマ君…。あからさまだよ?」
「え?」
渚君にそう言われる。
あからさま?と不思議に思ったけど、観察眼の長けてる渚君の事だ。
俺がAを興味本位だけで見ているだけじゃ無いと分かったんだろう。
だってさ、割と可愛い顔してるんだよ、今は。
まぁ、本人に言おうとは思わないけど。
だってコイツ調子乗るし。
なんて、考えながら、頭の片隅で別な事も考える。
嘘だ。俺の勇気がないから、Aに軽口しか叩けないんだ。
素直になれない。
一種の照れ隠しで、俺はついAにつっかかる。
別にこのままの関係でも良いや。
なんて甘い考えを持っていられるのは、Aに恋愛感情が未だ存在しない事も知ってるから。
どんなに口が悪くても、本校舎の方ではそれなりの実力を持っていたからか、Aは割と告られてた。
その度にAは、『恋とか興味ない』と断ってきてたらしい。
それを聞くと安心する………と同時に、不安もこみ上げてくる。
俺も、きっとエントリーしてないんだろうなって。
だったら、せめて、まだ心地いい関係で居たいんだよ。
905人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵(プロフ) - オセロさん» ひえっ、コメント気付くの遅れて申し訳ないです!! 初コメありがとうございますー!! は、発狂させてしまった……!笑 きっと先が長い作品ですが、のんびりと読んで頂ければ幸いです! (2019年8月4日 2時) (レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
オセロ - 初コメです! 今回の作品、ずっと発狂しながら読んでました! 続編や、今後の二人の関係を描いた物語を、楽しみにして待っています! m(._.)m (2019年7月23日 23時) (レス) id: 3d9b2eea0d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 黒猫れもんさん» ありがとうございます!!テンポよく進められる会話は書きやすいので(私情) ほらカルマ君!!ご指名だよ(( (2016年12月25日 4時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - ふたりの会話が微笑ましいです(*´ω`*)カルマくん。私と結婚(( (2016年12月24日 23時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたすら(プロフ) - すみません……ありがとうございます!更新頑張ってください!!応援しています!! (2016年11月23日 12時) (レス) id: 152c51bac6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葵 | 作者ホームページ:https://twitter.com/uranai_aoi/status/1131939128247848960?s=19...
作成日時:2015年9月26日 23時