毒舌度1% 編入の時間 ページ3
_____渚side
今日は朝から、とある話題で持ち切りだった。
「おい知ってるか?今日本校舎から編入生来るんだろ?」
「しかもA組だって」
「うわー…また1番怖いところから………」
そう。今日はここ、3年E組に、編入生が来るらしい。
何をしたかは分からないけど、昨日烏間先生が言ってたから間違い無い。
「どんな子だろうね?楽しみだね、渚」
と、緑色のツインテールを揺らしながら、楽しそうにそう告げるのは、隣の席の茅野。
僕はそうだね。と笑いかけ、HRが始まるの待った。
ーー…
チャイムが鳴り、何時もより騒がしかったクラスも、徐々に静かになっていく。
そんな中、僕らの担任の足音と……女の子の声が聞こえてくる。
………この声………どこかで………?なんて考える間も与えられず、教室のドアはガタガタと開いた。
お早うございます。と挨拶をしながら教室に入って来たのは………僕らの担任、殺せんせー。
「さて、今日は皆さんご存知、A組から編入生が来ていますよ。仲良くして下さ『せんせーい。まだですかー?』Aさん!!こう言うのはしっかり最後まで言わせて下さい!!」
………殺せんせーを遮って聞こえてきた声に………Aさん?
聞き覚えのある名前なような………なんて考えていると、殺せんせーが教室に入るように指示する。
遅いなー。なんて呟きながら、青色のパーカーに両手を入れ、桜色の綺麗な髪を揺らしながら、その子は大股でズカズカと教卓前まで歩いてくる。
『んぁー………兵藤Aです。………え?後何言えば良いの?』
そして、自己紹介………と言うか、本当に名前だけ告げ、不思議そうな顔で殺せんせーを見ていた。
殺せんせーは彼女にもう少し加えて等と言っていたが、僕はそれより………兵藤さん………って、あれ?
必死に記憶を掘り起こしていた。
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葵(プロフ) - オセロさん» ひえっ、コメント気付くの遅れて申し訳ないです!! 初コメありがとうございますー!! は、発狂させてしまった……!笑 きっと先が長い作品ですが、のんびりと読んで頂ければ幸いです! (2019年8月4日 2時) (レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
オセロ - 初コメです! 今回の作品、ずっと発狂しながら読んでました! 続編や、今後の二人の関係を描いた物語を、楽しみにして待っています! m(._.)m (2019年7月23日 23時) (レス) id: 3d9b2eea0d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 黒猫れもんさん» ありがとうございます!!テンポよく進められる会話は書きやすいので(私情) ほらカルマ君!!ご指名だよ(( (2016年12月25日 4時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - ふたりの会話が微笑ましいです(*´ω`*)カルマくん。私と結婚(( (2016年12月24日 23時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたすら(プロフ) - すみません……ありがとうございます!更新頑張ってください!!応援しています!! (2016年11月23日 12時) (レス) id: 152c51bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作者ホームページ:https://twitter.com/uranai_aoi/status/1131939128247848960?s=19...
作成日時:2015年9月26日 23時