【chapter1】 ページ2
＊くらいくらいやみのなか。
＊ぜつぼうしかないこのせかいで
＊きみはどうもがくんだい？
────なぁ、cross？
……そこで目が覚めた
cross「ってて…変な夢だったな……、てか、、俺はなんで寝て…？」
記憶を巡らせると、少しずつ鮮明に思い出してきた。
cross「そうだ！確か、大量殺戮がされてて……ロイヤルガードとして救助に…、」
しかしそこからの記憶は真っ白だった。その大量殺戮の犯人にでも気絶させられたのだろうか、等と思考を巡らせてる内に……気が付いた。
cross「みんなはどこだ……？」
広大な惑星を1人で歩く。しかし声はおろか人気さえも感じられない。
cross「…まさか、みんな殺されてるはず……無いよな？」
走った。何処までも。けれど矢張り人は見られない。次第に視界が潤み、呑気に寝ていた自分に対しての怒りが込み上げていた。
「そんなに急いで如何したんだ？」
背後からふと声が聞こえた。聞いた事がない声だ。
顔から血の気が引いていく。もしかしてコイツが……犯人？
後ろを振り返った。すると────
???「よォ。そんなに怯えて…何かあったか？」
cross「なんだお前…………？？」
目の前に立っていたのは、自らと同じ骨とは思えない黒色で…所々顔の方が溶けていた。
cross「…………新手のアマルガムかクリーチャーか…？？」
拍子抜けしながらも考えた結果こんな答えしか出てこなかった。するとソイツは額に手を当てた。呆れているのだろうか…
nightmare「俺はそんな底辺なヤツじゃあない。nightmareだ、宜しくな？」
ニヤリと口角を上げて不気味にソイツは笑った。
cross「nightmare…？？ここら辺じゃ聞かない名前だな……いや、そんな事よりも…！！」
背中に背負っている大きな太刀を鞘から抜く。戦ってる身としては遅すぎる行為なのはとうに実感していた。
nightmare「……ヘェ。出会ってすぐ戦闘か？お前さんの世界は」
cross「オマエが犯人なんだろ……吐け！皆を何処へ…」
怒りでわなわなと震える。コイツが何を言ってもその首を斬り落として────
nightmare「誰かさんと勘違いされちゃ困るな…俺はそんなに野蛮なヤツじゃあないぜ？…そもそも此処には観光に来たしな。」
cross「……は？」
気の抜けた声が口から漏れる。観光者…？？確かにちょくちょく観光しに来るヤツは居たが……
nightmare「犯人探しに燃えてる生き残りってとこか。もう別の銀河に逃げた可能性だってあるぞ」
──「俺も一緒に探してやる。」
【番外編！インクとメアのAOV教室】→←第1話:この世界について
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味噌汁に潜む海藻 - 新しい小説は全然案決まってないので「これやって欲しい！」とかあったらやるかもです……AOV関連もやったりやらなかったりします (2023年1月2日 8時) (
レス) id: b33e1f9202 (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁に潜む海藻 - 多分小説のストーリー追加は週2であるかないかになります…すみません……！！ (2022年10月8日 15時) (レス) id: b33e1f9202 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃海月(プロフ) - AOVを作ろうと思ったきっかけ！ (2022年9月29日 19時) (レス) @page8 id: ee69f8260e (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁に潜む海藻 - じゃんじゃん質問ｵﾅｼｬｽ！好きなものとか、もうそんなんで良いので…… (2022年9月24日 21時) (レス) id: b33e1f9202 (このIDを非表示/違反報告)
ルカリア - 分かりました!!! (2022年8月8日 23時) (レス) id: 1a37f2dad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：味噌汁に潜む海藻 | 作成日時：2022年8月3日 13時
