愛してる。誰よりも君を【RYOSUKE.Y】

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人の電話に聞き耳をたてるのは良くない。









でも松本さんはﾁﾗﾘ..とｵﾚをみて
「あー…了解。」なんて意味深に含み笑いをした。









松本さんさんは電話を切ると。







「涼介…」と。
ｵﾚの顔を見て何か言いたげ。







.


でもそれ以上何も言ってはくれず
「日本に帰って来たら顔出せよ？」と笑ったんだ







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そして帰り際。
「…何か伝言は？」って。








涼介「誰にですかw」

松本「…伝えたい人。いるならさ」








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涼介「そんな人いないですってw」

松本「へー…。了解。」







．



…伝えたい人。か…









…。







涼介「松本さん‼」

松本「あ？」

涼介「あの…。苦しかったら電話してこいって…。ぇと…」









…そこまで言うと片手を上げて「了解‼」って。









…本当は「声が聞きたい」なんだけどね。
かっこわりーじゃん。









もしも素直にそんなこと言ったら
「弱虫ーw」って笑われるに決まってる。









弱虫に弱虫呼ばわりされたくない。
…ﾌﾟﾗｲﾄﾞは高くありたいw








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でもその日からなんか…
微妙に期待しちゃって。









自分で「ﾅｲﾅｲw」なんて言いながら
PCのﾁｪｯｸしてみたり…


ｹ-ﾀｲが鳴るたびにｿﾜｿﾜしたり。






そんなｵﾚを学校の仲間も不思議がっていた。









特にｺﾝﾃｽﾄ仲間の間では「夜…何かに向かって呪文を唱えてる」「ﾘｮ-ｽｹは黒魔術士じゃないか」なんて。








くだらない噂を流されたw









そんな時。
あるﾔﾂから電話がかかってくる。








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涼介「もしもし？」

〔涼介？わかる？〕









涼介「あ…なーんだ。知念…。久しぶり。」









少し高い声。
それが知念だってすぐにわかった。

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