ほくちゃん ページ9
北人「ねぇーAー」
『なにー重いー』
雑誌の撮影のためにメイクをしてもらって、順番を待ちながら新曲の振り付け動画を見てたら肩にあきらかに不自然な重みが。
それもそのはず、RAMPAGEの吉野北人が私の肩に両手を置いて思いっきり体重をかけてるからだ。
そう言えばランペのみんなも撮影なんだったっけ。
『ほくちゃん毎回毎回変な出方しすぎー』
北人「普通に来ても面白くないじゃん」
『別に笑い求めてないしー』
北人「A、また玲於さんと出かけたの?」
ほくちゃんとも何気に仲良しだったり。
もちろん玲於の次にだけど。
『この前ね。』
北人「あと香水プレゼントしてた」
『あー、インスタ見た?』
北人「ストーリーに上がってた」
『だろうね』
玲於がストーリーにあげることの大半は私が一緒にいる時らしい。
本人もそう言ってたしお兄やら龍友くんがそう言ってた。
北人「俺とはデートしてくれないの?」
『んぇー?玲於と出かけてるのはデートじゃないよー』
北人「でも羨ましい。俺が1番一緒にいると思ってるのに」
『自称ね。』
北人「A出かけよ?」
最近、私の鈍感さに気づいたのかどうなのか、やたらまっすぐなTRIBEメンバーのどストレートな発言にびっくりしちゃう。
私が鈍感すぎてかっこよく言っても伝わらないってわかっちゃったのかな。
『……ほくちゃん、、次、撮影なんでしょ?』
北人「そうだよ、樹の次にね」
『その樹くんが困った顔してるんだけど』
樹「あ、邪魔してごめんなさい」
そう樹くんが言った後ろから私のマネージャーもひょっこり現れて、私もそろそろ行かなきゃってことに。
シュンとしている樹くんに気にしないで、なんて言いながら私とほくちゃんが一緒に控え室から出る。
一緒の方向に向かうけど出ている雑誌は違う。
カメラマンさんも。
北人「じゃあ後でね」
『後で……って、え!?何!』
結局、この後2人でお昼に行ったことは言うまでもないかな。
『あー、この状況やばいわ』
北人「なんで?」
『昼間からオシャレなカフェでLDHのタレントが呑気にランチしてるんだよ!?』
北人「いいじゃん。俺とAなら納得してもらえるから♪」
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美紀(プロフ) - EXILE TRIBE大好きです❤️コロナとか温度差で体調に気をつけましょう (1月10日 14時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - Part2が公開されるのを楽しみに待ってます!頑張って下さい! (2023年4月6日 1時) (レス) @page50 id: 8e291ea386 (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - 楽しみにしています! (2022年8月30日 22時) (レス) id: f640fa464a (このIDを非表示/違反報告)
シェリー(プロフ) - aiさん» コメントありがとうございます!いずれ全体公開にする予定です!!まだ作品が1話もない状態ですので、いくつかお話を載せてから公開にしようかと考え中です。もう少しお待ちいただけると嬉しいです! (2022年8月30日 22時) (レス) id: 59ca19efa6 (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - 作品が大好きで繰り返し読んでいます! Part2はパスワードが掛かっていますが、公開する予定はないでしょうか? 早く続きが見られるのを楽しみにしています! (2022年8月27日 12時) (レス) @page50 id: f640fa464a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シェリー | 作成日時:2019年12月11日 20時